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2017.04.29

コルチコトミー併用矯正の嘘

アメリカのサンディエゴで行われたアメリカ矯正歯科学会に参加してきました。

プログラムの赤いラインは全てコルチコトミー関連の講演です。

コルチコトミー併用矯正は今やアメリカのメインテーマです。

日本の三流矯正学会や、三流教授のコメントに騙されないでください。

嘘の情報が流れる理由は3つあります。

①英語がわからない

②自分にとって都合の悪い事なので患者さんに歪曲して情報を流したい

③勉強不足

コルチコトミーは3つのテーマ(主題)に分かれます。

①は顎骨、歯槽骨の拡大。

②は歯を早く動かすこと(ATM)。

③は成人矯正の問題の軽減です。

この3つのテーマ全てが米国矯正学会の会場でセッションが行われました。

よろしいですか?エビデンス(根拠)上、コルチコトミーにより安全に歯は早く動きます。

 

コルチコトミーをしたから骨が弱くなったり歯が抜けたりはしません。

そんな低レベルな話題は米国矯正歯科学会においてありません。

日本では、三流矯正歯科学会と三流教授がしていますが、アメリカではありません。

ただ、このような状況は日本では珍しいことではありません。

薬害エイズ事件の安部教授と日本の血友病学会を思い出してください。

アメリカの学会、論文では危険だと言われていた非加熱製剤を当時血友病学会会長であった安部教授が学会長として問題なしと使い続けたため、約800人がエイズにかかり死亡しました。

医学は教授の一言で決まるのではなくエビデンスです。

しかし日本の教授や学会はエビデンスを無視しました。

日本の歯科医は薬害エイズ事件から学びましょう。

またエビデンスを無視している学会や教授をアカデミーという学問の場から追放しましょう。

歯が早く動くというエビデンスは確立しています。

次のテーマとしてはどうしたらより低侵襲で効率よく動かせるか?

また成人矯正のリスクを減らすにはコルチコトミーをどのように併用するかなどが発表されました。

成人矯正は子供の矯正とは違います。成人の80%が歯周炎です。欠損

歯があります。骨が少なくなっています。骨代謝が悪いです。

成人の60%に歯肉退縮があり、その内の80%が進行性です。

何も対応せず矯正治療することは考えられません。

これらの問題を一度に解決できる方法がコルチコトミーです。

成人の総合歯科診療の中での矯正歯科治療には必然的にコルチコトミーは併用されます。

アメリカの学会では主題となっています。

コルチコトミーのウソの情報を流す歯科医は歯科医を辞めるべきです。

バイブレーションによる歯牙移動促進

スピード矯正研究会をサポートしていただいているハーバード大学アリカニ教授の講演がありました。

バイブレーション装置により歯牙移動が促進されることの基礎理論でした。

簡単に言えばサイトカインセオリーです。

が開発した装置はVPro5といい、50~60Hzのバイブレーションにより歯牙移動を促進させます。

アクセルデントが30Hzですから全く違う周波数です。

銀座矯正歯科ではより効果の高いVPro5を患者さんに提供しています。

銀座矯正歯科院長監訳の本『矯正歯科治療のためのコルチコトミー』がアメリカ矯正学会でコルチコトミーのエビデンスとして紹介されました。

 

すべての診療は予約制となっております。

矯正歯科治療はただ歯をきれいに並べることではなく、顔貌のバランスも考慮しながら正しい咬み合わせを作る歯科治療です。
患者さまの症状やご希望に合わせて様々な治療プランをご提案いたします。
まずはカウンセリングでご相談ください。

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