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2025.01.15

マウスピース矯正はめんどくさい?嬉しいメリットと続けるコツとは?

こんにちは。銀座矯正歯科です。

「マウスピース矯正は手間がかかりそう」「続けられるか心配」そんな声をよく耳にします。確かに、120時間以上の装着が必要だったり、食事のたびに外したりと、少し面倒に感じる場面もあるかもしれません。しかし、それ以上に多くのメリットがあるのがマウスピース矯正の魅力です。今回は、マウスピース矯正が「めんどくさい」と感じられる理由と、その不安を解消するための工夫や対策を解説していきます。矯正中の日常を快適にする方法や、長期的に治療を成功させるポイントもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください!

 

1.こんなお悩みありませんか?

マウスピース矯正は、目立ちにくく快適な治療方法として人気がありますが、「めんどくさい」と感じるのではないかと不安になる患者様もいらっしゃいます。装着時間やお手入れが必要なことから、「自分に続けられるかな」と心配されるのも無理はありません。そこで、マウスピース矯正にまつわる「めんどくさい」と感じやすいポイントを整理し、それを乗り越えるためのコツをお伝えします。

 

「マウスピース矯正がめんどくさいと聞いて不安」

マウスピース矯正は、毎日20時間以上の装着が推奨されます。そのため、「決められた時間を守るのが大変そう」と不安を感じることがあります。

  • 装着時間の管理が大切
    決められた装着時間を守ることで、治療がスムーズに進みます。装着時間を意識するために、スマホのリマインダーやアプリを活用するのもおすすめです。
  • 慣れればルーティン化できる
    食事や歯磨きの後に装着する習慣を作れば、毎日の生活に無理なく取り入れることができます。
  • めんどくささを解消する視点
    マウスピース矯正は、装置が取り外し可能な分、食事や歯磨きの時に自由が利きます。この「自由さ」はほかの矯正方法にはないメリットです。

 

「矯正中の手間が心配」

マウスピース矯正には、装置の清掃や交換の手間がありますが、これも工夫次第で負担を減らせます。

  • 簡単なお手入れで清潔をキープ
    マウスピースは専用の洗浄剤で簡単にお手入れできます。寝る前の数分間でケアを終わらせる習慣をつけると、清潔を保ちながら負担を軽減できます。
  • 定期的な交換がスムーズ
    マウスピースは数週間ごとに新しいものに交換しますが、自宅で簡単に行えるため、通院頻度が少なく済むのもメリットです。
  • 患者様のライフスタイルに合わせたサポート
    忙しい患者様にも配慮し、治療計画や通院スケジュールを柔軟に調整できます。

 

「続けられるかどうか自信がない」

矯正治療は長期にわたるため、「途中で挫折しないか心配」という声もよく聞きます。

  • 治療のモチベーションを保つ方法
    治療の進行状況を記録するアプリや写真を活用して、変化を可視化することでモチベーションを維持できます。
  • 歯科医師やスタッフのサポート
    定期健診の際に治療の進捗や不安を相談できる環境を整えています。一人で悩まずに、いつでも相談してください。
  • 小さな成功体験が自信につながる
    「少しずつ歯並びが整っている」と実感することで、やる気がアップします。

 

マウスピース矯正は確かに少し手間がかかりますが、工夫やサポートを活用することで、日々の生活に無理なく取り入れることができます。自由に取り外しができる快適さや、食事や歯磨きが楽しめる点は、ほかの矯正方法にはない大きなメリットです。

 

2.マウスピース矯正がめんどくさいと言われる理由

マウスピース矯正は目立ちにくく快適な治療法として人気がありますが、その一方で「めんどくさい」と感じるポイントがあるのも事実です。ここでは、その理由を整理し、それぞれの対策もあわせてご紹介します。

 

120時間以上の装着時間管理

マウスピース矯正では、治療効果をしっかり得るために、12022時間の装着が必要です。これが「管理が大変」と感じる原因になることがあります。

  • どうして装着時間が大切?
    装着時間が不足すると歯が計画通りに動かず、治療が長引くことがあります。そのため、一定の時間装着することが治療成功の鍵です。
  • 装着時間を守るコツ
    • 食事の時間を決める:食事のタイミングを一定にすることで、装着時間を確保しやすくなります。
    • タイマーを活用:スマホのアプリやアラームを利用して装着時間を記録・管理しましょう。
    • 外した際の保管場所を決める:専用ケースを使うことで、装置の紛失や忘れを防げます。

 

飲食のたびに外す必要性

マウスピースは食事中には外す必要があります。この手間を「めんどくさい」と感じる方もいますが、工夫次第で大きな負担にはなりません。

  • なぜ外さなければならないの?
    食べ物がマウスピースに付着することで、虫歯や装置の変形につながる可能性があるため、飲食時には外すのが基本です。ただし、水は装着したままでも飲むことができます。
  • 飲食時の対策
    • 専用ケースを常に携帯:マウスピースを清潔に保つためのケースを持ち歩きましょう。
    • 外したらすぐ装着:食事後の歯磨きを忘れず、なるべく早く装着する習慣をつけましょう。
    • 間食を控える:間食の頻度を減らすことで、外す手間が減ります。

 

マウスピースの清掃や管理

マウスピースは清潔を保つために、毎日の洗浄が必要です。この作業が手間だと感じる方もいますが、実際には短時間で簡単に済ませられる方法があります。

  • 清掃が必要な理由
    マウスピースは透明で目立たないのが特徴ですが、汚れが溜まると見た目が悪くなるだけでなく、口腔内の健康にも影響を与えます。
  • 簡単に清潔を保つ方法
    • 毎日の歯磨き時に一緒に清掃:歯磨き後に、マウスピースを専用ブラシや洗浄剤で軽く洗いましょう。
    • 定期的な専用洗浄剤の使用:週に数回、専用の洗浄剤に浸けるだけで汚れを落とせます。
    • お湯は避ける:マウスピースが変形する恐れがあるため、ぬるま湯や冷水で洗浄してください。

 

マウスピース矯正は確かに管理が必要な部分があり、「めんどくさい」と感じることもあるかもしれません。しかし、装着時間や清掃を習慣化すれば、日常生活に無理なく取り入れることができます。また、取り外し可能なため、食事や歯磨きの自由度が高いという大きなメリットもあります。

 

3.めんどくさいだけじゃない!マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正は、「装着時間の管理が必要」「お手入れがめんどくさい」といった声もある一方で、たくさんのメリットがあります。ここでは、患者様が気になるポイントを解消しながら、マウスピース矯正の魅力についてお話しします。

 

目立たないデザイン

矯正治療中に「目立つ装置が気になる」と感じる患者様も少なくありません。マウスピース矯正は、この点で非常に優れた選択肢です。

  • 透明で自然な見た目
    マウスピースは透明で目立ちにくいため、仕事や学校など日常生活で矯正装置を気にすることなく過ごせます。
  • 写真や人前でも安心
    矯正治療中であることを気付かれる心配がなく、自信を持って笑顔を見せられます。
  • 装置を外せる自由さ
    特別なイベントや食事の際に一時的に外すことができるため、生活スタイルに合わせた柔軟な対応が可能です。

 

通院回数が少なくて済む

従来のワイヤー矯正では、頻繁な通院が必要でしたが、マウスピース矯正ではその回数が大幅に減らせます。

  • 数週間分のマウスピースをまとめてお渡し
    治療計画に沿ったマウスピースをあらかじめ複数枚お渡しするため、自宅で治療を進めることができます。
  • 忙しい方でも治療しやすい
    通院回数が減ることで、仕事や学業、育児などで忙しい患者様でも負担を感じにくい治療が可能です。
  • 短時間での診察が可能
    診察時には治療の進行状況を確認するだけのため、通院にかかる時間も短縮できます。

 

金属アレルギーの心配がない

金属アレルギーのある患者様にとって、従来のワイヤー矯正は負担になる場合がありました。しかし、マウスピース矯正はアレルギーのリスクがほとんどありません。

  • 金属を一切使用しない素材
    マウスピースはプラスチック製で作られており、金属アレルギーの心配がありません。
  • 口内のトラブルが少ない
    金属製のワイヤーやブラケットと違い、マウスピースは滑らかな形状のため、口内に傷ができるリスクも減らせます。
  • 安心して治療を受けられる
    アレルギーの心配をせずに、快適に治療を進められる点は大きなメリットです。

 

マウスピース矯正には、「めんどくさい」と感じる部分がある一方で、目立たないデザインや通院回数の少なさ、金属アレルギーの心配がないといった多くのメリットがあります。これらの特長は、忙しい患者様や見た目を気にされる方にとって特に魅力的です。

 

4.マウスピース矯正が向いている方の特徴

マウスピース矯正はさまざまなメリットがあり、多くの方に選ばれています。しかし、治療が適しているかどうかは患者様一人ひとりの歯並びや生活スタイルによって異なります。今回は、マウスピース矯正が特に向いている方の特徴をお伝えします。

 

軽度~中度の歯並びの悩みがある方

マウスピース矯正は、軽度から中度の歯並びの改善に適しています。

  • 適している症例
    • 前歯の軽い出っ歯やすき間が気になる場合
    • 奥歯の噛み合わせが比較的良好な場合
    • 部分的な矯正を希望する場合
  • 治療が難しい場合
    重度の歯列不正や顎の成長に問題がある場合は、ワイヤー矯正や外科治療が必要になることがあります。このような場合でも、事前の診断で最適な治療法をご提案します。
  • カスタマイズされた治療
    患者様の症例に合わせて、マウスピースの形状や治療計画を細かく調整します。

 

忙しくて頻繁に通院できない方

マウスピース矯正は、通院回数が少なく済むため、忙しい方にとって特に便利です。

  • 少ない通院回数
    ワイヤー矯正では毎月の調整が必要ですが、マウスピース矯正では23ヶ月ごとに一度の通院で済むことが多いです。
  • スケジュールの柔軟性
    仕事や学業、家事などで忙しい方でも、時間を効率的に使いながら治療を進めることができます。
  • 自己管理で治療を進行
    指定された期間ごとに自分でマウスピースを交換するため、自宅で治療を進めることが可能です。もちろん、困ったときはいつでも相談いただけます。

 

矯正を周囲に知られたくない方

マウスピース矯正は、その目立たなさから「誰にも気づかれずに矯正治療をしたい」という方にぴったりです。

  • 透明で目立ちにくい
    マウスピースは透明な素材で作られているため、装着中でも気づかれにくいです。大切な仕事やイベントでも気兼ねなく過ごせます。
  • 取り外し可能
    特別なシーンや食事のときには外すことができるので、より自由度が高い治療です。
  • 見た目を気にしない生活
    矯正治療中でも笑顔に自信を持てるため、プライベートでも仕事でも安心して過ごせます。

 

マウスピース矯正は、軽度~中度の歯並びの改善を目指す方、忙しい方、そして周囲に矯正治療を知られたくない方に特に向いている治療法です。患者様一人ひとりのライフスタイルや歯並びの状態に合わせて治療計画を立てるため、不安や疑問を感じたらぜひお気軽にご相談ください。

 

5.めんどくささを軽減するための工夫

マウスピース矯正は多くのメリットがある治療法ですが、日々のケアや装着時間の管理を「めんどくさい」と感じる患者様もいらっしゃいます。しかし、少しの工夫でその負担を軽減することができます。今回は、矯正治療をスムーズに進めるためのアイデアや便利なアイテムをご紹介します。

 

スマホのリマインダーを活用

装着時間を守ることがマウスピース矯正の成功には欠かせません。そこで、スマホのリマインダーやアプリを活用して管理を簡単にしましょう。

  • リマインダーの設定
    食事後に「マウスピースを装着する時間」を設定することで、うっかり忘れる心配が減ります。
  • 治療アプリの利用
    専用の矯正管理アプリを使うと、装着時間の記録や治療の進行状況をチェックできるのでモチベーションアップにもつながります。
  • スケジュールの可視化
    矯正治療の計画をアプリやカレンダーで確認できると、ゴールが見えやすくなり、めんどくささが軽減されます。

 

歯ブラシセットを持ち歩く

マウスピース矯正では、食後に歯磨きをしてから装着するのが基本です。そのため、外出先でも簡単にケアができるよう、持ち運び用の歯ブラシセットを準備しましょう。

  • 携帯用アイテムのおすすめ
    • コンパクトな折りたたみ式歯ブラシ
    • ミニサイズの歯磨き粉(フッ素入りがおすすめ)
    • 歯間ブラシやタフトブラシ
    • マウスピース専用の保管ケース
  • 使いやすい収納ポーチ
    必要なアイテムをひとまとめにできるポーチを用意しておくと、外出時もケアがスムーズです。
  • 職場や学校での歯磨き習慣
    外での歯磨きをルーティン化すれば、めんどくささを感じにくくなります。

 

矯正中の便利アイテム紹介

日常生活を快適にする便利なアイテムを活用することで、治療中の負担を軽くできます。

  • マウスピース専用洗浄剤
    手軽に汚れを落とせる洗浄剤を使うと、清潔を保ちながら簡単にお手入れができます。
  • 携帯型洗浄ケース
    外出先でも水を入れてマウスピースを洗える便利なケースがあります。
  • マウスピースクリーナー
    矯正装置専用の清掃スプレーやウェットシートを持ち歩けば、外出先でも簡単にケアできます。

 

マウスピース矯正で感じる「めんどくささ」は、少しの工夫と便利アイテムの活用で大幅に軽減することができます。スマホのリマインダーで装着時間を管理したり、歯ブラシセットを持ち歩く習慣をつけることで、日常生活に無理なく治療を取り入れることが可能です。

 

6.矯正中の日常を快適にする工夫

マウスピース矯正は、取り外しができることや目立ちにくいことが魅力の治療法ですが、日常生活の中で「めんどくさい」と感じることもあります。今回は、矯正中の生活を少しでも快適にするための工夫やコツをご紹介します。

 

飲食時に便利な専用ケースの活用

マウスピース矯正では、飲食時に装置を外す必要があります。専用ケースを活用することで、紛失や衛生面の心配を軽減できます。

  • 専用ケースのメリット
    • 清潔に保管できる
    • 紛失や破損を防げる
    • 持ち運びが簡単
  • おすすめのケース選び
    • 洗浄がしやすい素材のもの
    • コンパクトでバッグに収まりやすいデザイン
    • 中に消臭剤や除菌機能が付いたものも便利です。
  • 飲食の際のルーティン化
    食事の前に必ずケースに入れる習慣をつけることで、うっかり装置を置き忘れるのを防げます。

 

清掃をスムーズにする歯磨きグッズの選び方

マウスピース矯正中は、装置や歯を清潔に保つことがとても大切です。適切な歯磨きグッズを選ぶことで、清掃の手間を減らすことができます。

  • 持ち歩きに便利なアイテム
    • 折りたたみ式の歯ブラシ
    • ミニサイズのフッ素配合歯磨き粉
    • デンタルフロスや歯間ブラシ
  • マウスピース専用の清掃アイテム
    • マウスピース用洗浄剤:汚れや匂いを簡単に落とせます。
    • クリーニング用の専用ブラシ:細かい汚れをしっかり除去できます。
  • 清掃を忘れないコツ
    歯磨きと同時にマウスピースの洗浄を行うなど、習慣化することで負担を減らせます。

 

装着ルーティンを習慣化するコツ

マウスピース矯正では、12022時間の装着が求められます。この時間を守るためには、装着ルーティンを作ることが大切です。

  • 時間管理の工夫
    • スマホのリマインダーを使い、食後に装着する時間を設定する。
    • 治療専用アプリで装着時間を記録する。
  • 日常生活に取り入れるポイント
    • 食後すぐに歯磨きをして装着する習慣をつける。
    • 食事やおやつの時間を決めることで、装着時間を確保する。
  • モチベーションアップの工夫
    • 治療の進行状況を写真で記録することで、歯並びの変化を実感しやすくなります。
    • ゴールに向かう自分をイメージし、楽しみながら続ける工夫をしてみてください。

 

マウスピース矯正を快適に進めるためには、日常生活に無理なく取り入れる工夫が大切です。専用ケースや便利な清掃アイテムを活用し、装着ルーティンを作ることで、治療中の「めんどくさい」を減らせます。

 

7.マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較

矯正治療には、マウスピース矯正とワイヤー矯正の2つの主な方法があります。それぞれにメリットとデメリットがあり、患者様の歯並びやライフスタイルによって最適な選択が異なります。今回は、この2つの治療法を分かりやすく比較し、患者様にとってどちらが合っているのかを見つけるポイントをご紹介します。

 

両者のメリットとデメリット

まずは、それぞれの矯正方法の特徴を整理してみましょう。

マウスピース矯正

  • メリット
    • 透明で目立ちにくいデザイン
    • 取り外しができるため、食事や歯磨きが快適
    • 通院回数が少なく済む
    • 金属アレルギーの心配がない
  • デメリット
    • 1日20時間以上の装着が必要で、自己管理が求められる
    • 重度の歯並びの改善には向かない場合がある
    • 装置の取り外しや清掃が必要

 

ワイヤー矯正

  • メリット
    • 幅広い歯並びの症例に対応可能
    • 常に装着しているため、自己管理が不要
    • 治療の進行がスムーズ
  • デメリット
    • 装置が目立ちやすい
    • 食事や歯磨きの際に制限がある
    • 金属が原因で口内に傷ができる場合がある

 

自分に合った矯正方法を見つけるポイント

治療法を選ぶ際には、以下のポイントを考慮してみてください。

  • 生活スタイルとの相性
    • 忙しい方や目立たない矯正を希望する方にはマウスピース矯正が向いています。
    • 自己管理が苦手な方や重度の歯並びの治療が必要な方にはワイヤー矯正が適していることが多いです。
  • 治療期間と結果のイメージ
    • マウスピース矯正は、軽度~中度の歯並びの改善に適しており、治療期間が比較的短く済む場合があります。
    • ワイヤー矯正は、重度の症例でも対応可能で、精密な仕上がりを期待できます。
  • 費用
    • 両者の費用は治療内容によって異なりますが、ワイヤー矯正の方がやや費用を抑えられる場合があります。
    • 治療プランの詳細や分割払いの可否など、事前に相談することをおすすめします。

 

専門家のアドバイスを受ける重要性

矯正治療は患者様ごとに最適な方法が異なります。専門の歯科医師と相談することで、自分に合った治療法を見つけることができます。

  • 事前診断の重要性
    専門家による診断では、歯並びだけでなく噛み合わせや骨格の状態も確認します。その結果を基に、適切な治療法をご提案します。
  • 患者様の希望を重視
    「治療中の見た目が気になる」「通院回数を減らしたい」など、患者様のご希望に応じて柔軟に対応します。
  • 治療中のサポート
    矯正治療は長期間にわたるため、不安や疑問を相談できる環境が大切です。当院では、患者様に寄り添ったサポートを行っています。

 

マウスピース矯正とワイヤー矯正には、それぞれの特長があります。患者様の生活スタイルや歯並びの状態によって最適な方法は異なりますが、専門家と相談することで、自分に合った治療法を選ぶことができます。

 

8.トラブルを防ぐためのポイント

マウスピース矯正は快適で目立たない治療法ですが、日常生活の中でいくつか注意点を守ることでトラブルを未然に防ぐことができます。ここでは、患者様が気を付けるべきポイントやトラブルを避けるための方法についてお伝えします。

 

マウスピースの正しいお手入れ方法

マウスピースは毎日装着するものなので、清潔を保つことがとても大切です。汚れや臭いを防ぐために、正しいお手入れを心がけましょう。

  • 毎日の洗浄が基本
    • 装着する前後に流水で軽くすすぐ。
    • 専用の洗浄剤やぬるま湯を使い、汚れを落とす。
    • 歯ブラシで強く擦るのは避け、専用ブラシを使用。
  • 定期的な専用洗浄剤の使用
    • 1週間に数回は専用の洗浄剤に浸けて除菌を行い、清潔を保ちましょう。
  • お湯はNG
    高温で洗うとマウスピースが変形してしまう可能性があるため、必ず冷水またはぬるま湯を使用してください。

 

飲食時の注意点

マウスピースは基本的に飲食時には外しますが、その際に注意すべきことがあります。

  • 飲食時には必ず外す
    食べ物や飲み物がマウスピースの中に入り込むと、汚れや虫歯の原因になります。水以外の飲み物を口にする際は外すようにしましょう。
  • 外した後の保管方法
    • 外したマウスピースは専用ケースに保管。紙ナプキンに包むと捨ててしまう可能性があるので注意。
    • 外出時でも常にケースを持ち歩く習慣をつけると安心です。
  • 食事後の歯磨き
    • 食事後は必ず歯磨きをしてから装着。
    • 磨き残しがあると、虫歯や歯周病の原因になる可能性があります。

 

紛失時の対応策

万が一、マウスピースを紛失してしまった場合は、すぐに対処することが大切です。

  • まずは矯正歯科に連絡
    紛失した際は、治療を進めている矯正歯科に速やかに連絡しましょう。治療計画に基づき、次のマウスピースを用意してもらうことが可能です。
  • 代わりのマウスピースの使用
    • 紛失した場合は、前回の段階のマウスピースを一時的に使用することで、歯の位置が戻るのを防ぐことができます。
    • 必要に応じて臨時の対応を歯科医師と相談してください。
  • 紛失を防ぐための習慣
    • 常に専用ケースに保管する。
    • 外出先では、外したマウスピースを忘れないように注意する。

 

マウスピース矯正中のトラブルを防ぐためには、日々のちょっとした注意と工夫が重要です。正しいお手入れを心がけ、飲食時のルールを守り、紛失防止の対策を取ることで、快適な治療を進めることができます。

 

9.治療後のフォローアップの重要性

マウスピース矯正は、矯正期間中だけでなく、治療後のフォローアップも成功の鍵を握ります。正しいフォローアップを続けることで、理想の歯並びを長く維持し、トラブルを未然に防ぐことができます。今回は、治療中から治療後までのフォローアップの重要性についてお伝えします。

 

定期検診で治療経過を確認する大切さ

矯正治療は長期にわたるプロセスです。定期的に歯科医師のチェックを受けることで、計画通りに治療が進んでいるか確認できます。

  • 治療中のチェックポイント
    • 歯の動きが計画通りかどうかを確認します。
    • マウスピースの適合具合や装着時間が十分かをチェックします。
    • 口腔内の健康状態(虫歯や歯周病の有無)を確認します。
  • 定期検診の頻度
    一般的には23ヶ月に一度のペースで通院しますが、患者様の状態に応じてスケジュールが調整されます。
  • 早期発見でトラブル回避
    早い段階で問題を発見し対応することで、治療の遅れやトラブルを防ぎます。

 

マウスピース交換のタイミングを守るためのアドバイス

マウスピース矯正では、計画に沿った交換スケジュールを守ることが重要です。これを怠ると、治療の進行に影響を及ぼすことがあります。

  • 交換スケジュールの遵守
    一般的には12週間ごとに新しいマウスピースに交換します。歯が予定通り動いていない場合は、交換のタイミングを調整することもあります。
  • 交換忘れを防ぐ方法
    • スマホのリマインダーを設定する。
    • カレンダーに交換日を書き込む。
    • アプリを使って進行状況を記録する。
  • 指導を受けながら進める大切さ
    交換の際に不安や疑問がある場合は、歯科医師に相談することで安心して治療を進められます。

 

治療後のリテーナー管理とメンテナンス方法

マウスピース矯正が終了した後は、リテーナー(保定装置)を使用して歯並びを維持することが欠かせません。

  • リテーナーの役割
    治療後の歯はまだ安定しておらず、時間とともに元の位置に戻ろうとする傾向があります。リテーナーはこれを防ぎ、歯並びを定着させるために使用します。
  • 装着スケジュール
    初めの数ヶ月は長時間装着し、その後徐々に装着時間を短くしていきます。歯科医師の指示に従いながら進めましょう。
  • リテーナーのお手入れ方法
    • 使用後は流水で洗い、専用の洗浄剤で定期的にクリーニングします。
    • 高温や直射日光を避け、変形を防ぐため専用ケースに保管してください。
  • 定期的なメンテナンス
    治療後も半年~1年に一度は定期検診を受け、歯並びやリテーナーの状態をチェックしましょう。

 

マウスピース矯正は、定期的なフォローアップと計画的な管理があってこそ、長期的な成功を収めることができます。治療中はもちろん、治療後もリテーナーを活用しながら理想の歯並びを維持しましょう。

 

10.よくある質問

マウスピース矯正を始める際、多くの患者様が「本当に自分に合っているのか」「続けられるかどうか」といった不安を抱かれます。ここでは、よくある質問とその答えをお伝えします。患者様が安心して治療をスタートできるよう、ぜひ参考にしてください。

 

本当に自分に向いている?

答え:
マウスピース矯正は、軽度から中度の歯並びの改善に適しています。忙しい方や矯正を周囲に知られたくない方、金属アレルギーの心配がある方にも向いています。
ただし、以下の場合には慎重な判断が必要です。

  • 重度の歯並びの問題がある場合
  • 顎の骨格に大きな影響を及ぼす治療が必要な場合

これらの条件に該当する場合は、ワイヤー矯正など他の治療法が適していることもあります。一度専門の歯科医師と相談し、自分に合った治療法を見つけることをおすすめします。

 

めんどくささを減らす方法は?

答え:
日々の装着や清掃が「めんどくさい」と感じる方もいますが、ちょっとした工夫で負担を軽減できます。

  • リマインダーの活用
    スマホのアラームや矯正専用アプリを使い、装着時間や交換日を管理する。
  • 持ち運び用グッズの準備
    外出先でも簡単にケアができるよう、歯ブラシや専用ケースを用意する。
  • 習慣化
    毎日のルーティンに矯正のケアを組み込むことで、自然と負担が減ります。

 

装着時間を守れない日があった場合、治療に影響はありますか?

答え:
マウスピース矯正では、12022時間の装着が推奨されていますが、どうしても装着時間が短くなる日があるかもしれません。短期間であれば大きな影響は出ないことが多いですが、以下の点に注意してください。

  • 次の日に調整
    前日の装着時間が短かった場合は、翌日はできるだけ長く装着するように心がけましょう。
  • 歯科医師に相談
    装着時間の不足が続くと治療計画に影響が出ることがあります。不安な場合は、すぐに歯科医師に相談してください。
  • 無理をしない範囲で改善
    急な予定や体調不良で装着時間を守れないこともあるため、焦らずに日々の管理を続けることが大切です。

 

マウスピース矯正は、その見た目の自然さや快適さから、多くの患者様に選ばれる治療法です。一方で、「めんどくさい」と感じることもあるかもしれませんが、適切な習慣や工夫を取り入れることで、その負担を大きく軽減できます。

装着時間や清掃などの基本を守り、定期的なフォローアップを受けることで、理想の歯並びへと近づくことができます。また、患者様一人ひとりに合った治療プランを提案し、不安や疑問に寄り添ったサポートを行うことを大切にしています。

「自分にできるかな?」と心配される方も、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

 

 

 

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東京都銀座駅の矯正歯科
銀座矯正歯科
〒104-0061
東京都中央区銀座3-3-14
銀座グランディアビルⅡ 6F
☎︎03-3567-5454
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*監修者

医療法人社団 真美会 銀座矯正歯科

院長 中嶋 亮

*経歴

1998年 富山県立富山中部高等学校卒業。1998~2004年 日本大学松戸歯学部

2004~2008年 日本大学大学院(歯科矯正学専攻)。

2008~2012年 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 助手(専任扱)。

2012~2020年 医療社団法人真美会 銀座矯正歯科 アシスタントドクター。

2013~2014年 ニューヨーク大学CDEP 矯正学修了。

2014~2018年 日本大学松戸歯学部 顎顔面外科学講座 兼任講師。

2014~2015年 カリフォルニア州立大学LA校CDEP 矯正学修了。

2019~2023年 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 兼任講師。

2021年~ 医療社団法人真美会 銀座矯正歯科 院長。

2022年~ 一般社団法人日本デジタル矯正歯科学会 理事・学術担当。

2023年~ 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 クリニカルアドバイザー。

2023年~ Digital Dentistry Society Ambassador (Japan)。

2023年~ 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 同門会副会長。

2023年~ Ray Face  (Ray Dent, Korea) Key Opinion Leader。

*主な所属学会

日本矯正歯科学会(認定医)

International Congress of Oral Implantologists (ICOI) インプラント矯正認定医

Digital Dentistry Society 日本アンバサダー

先進歯科画像研究会(ADI)歯科用CT認定医

・厚生労働省認定 歯科臨床研修指導医

日本美容外科学会(JSAPS)関連会員

・Orthopaedia and Solutions マネージャー

BIODENT 寿谷法コルチコトミーベーシックコース インストラクター

BIODENT モディファイドコルチコトミーコース インストラクター

・(株)YDM 矯正器材アドバイザー

・ABO Journal Club 主宰

・Cutting Edge of Digital Orthodontics 主宰

*論文・学会発表

  • ・加速矯正とアライナー治療による治療期間のコントロール ザ・クインテッセンス2022年11月号
  • ・進化するデジタル歯科技術Extra モディファイドコルチコトミー法とSureSmileによる矯正治療 日本歯科評論 81(8)=946:2021.8
  • ・進化するデジタル歯科技術 : 3Dプリンターは臨床をどう変革するか(4)矯正治療における3Dプリンターの臨床応用 日本歯科評論 81(4)=942:2021.4
  • ・矯正用光重合型レジン系接着システムの接着性能 接着歯学2013年31巻4号P159-166
  • ・歯科矯正学における3D診断および治療計画(翻訳)クインテッセンス出版
  • ・基礎から学ぶデジタル時代の矯正入門(翻訳統括)クインテッセンス出版
  • ・矯正歯科治療のためのコルチコトミー(翻訳)
  • ・Effects of compression force on fibroblast growth factor-2 and receptor activator of nuclear factor kappa B ligand production by periodontal ligament cells in vitro. J Periodontal Res. 2008 Apr;43(2):168-73.
  • ・Evaluation of the success rate of single- and dual-thread orthodontic miniscrews inserted in the palatal side of the maxillary tuberosity. J World Fed Orthod. 2022 Jun;11(3):69-74.
  • ・T-helper 17 cells mediate the osteo/odontoclastogenesis induced by excessive orthodontic forces. Oral Dis. 2012 May;18(4):375-88.
  • IL-8 and MCP-1 induced by excessive orthodontic force mediates odontoclastogenesis in periodontal tissues. Oral Dis. 2011 Jul;17(5):489-98.
  • ・Effects of HSP70 on the compression force-induced TNF-α and RANKL expression in human periodontal ligament cells. Inflamm Res. 2011 Feb;60(2):187-94.
  • ・Effects of relaxin on collagen type I released by stretched human periodontal ligament cells. Orthod Craniofac Res. 2009 Nov;12(4):282-8.
  • ・Levels of RANKL and OPG in gingival crevicular fluid during orthodontic tooth movement and effect of compression force on releases from periodontal ligament cells in vitro. Orthod Craniofac Res. 2006 May;9(2):63-70.

 

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