コラム

  • HOME > 
  • ブログ > 
  • マウスピース矯正は話しづらい?滑舌が悪く…
2025.02.26

マウスピース矯正は話しづらい?滑舌が悪くなる原因と対策とは?

こんにちは。銀座矯正歯科です。

マウスピース矯正を始めたばかりの方の中には、滑舌の変化を感じる方が少なくありません。特に仕事で話す機会が多い方や、大切なプレゼン・面接を控えている方にとっては、「このまま話しづらさが続いたらどうしよう」と心配になることもあるでしょう。

今回は、「なぜマウスピース矯正で話しづらくなるのか?」という原因から、「発音しやすくするための工夫」や「滑舌改善のための簡単なトレーニング方法」まで解説していきます。

矯正治療をスムーズに進めながら、普段の会話もストレスなく楽しめるように、一緒に対策を考えていきましょう!

 

1.こんなお悩みありませんか?

マウスピース矯正を始めたばかりの患者様から、こんなご相談をいただくことがあります。

  • 「矯正を始めてから、話しにくくなった気がする
  • 「特にサ行ラ行が発音しづらくて、滑舌が悪くなった気がする
  • 「仕事や日常会話に支障が出たらどうしよう

透明で目立ちにくく、取り外しもできるというメリットがあるマウスピース矯正ですが、装着し始めのころは「話しにくい」「発音が不明瞭になった」と感じることがあります。特に、お仕事で人と話す機会が多い方や、発音を意識する必要がある職業の方にとっては、滑舌の変化は気になるポイントかもしれません。

 

2.マウスピース矯正で滑舌が悪くなるのはなぜ?

マウスピース矯正を始めたばかりの患者様から、「話しにくい」「滑舌が悪くなった気がする」といったお声をよくいただきます。これは、マウスピースの装着によって舌の動きや口の中の感覚が変わることが原因です。

 

マウスピースが舌の動きを制限する仕組み

マウスピース矯正では、歯全体を覆う透明な装置を装着します。このマウスピースが、舌の動きに影響を与えることがあります。

舌の動くスペースが狭くなる
マウスピースがあることで、舌が動く範囲が少し制限され、スムーズに発音できなくなることがあります。特に舌先を使う「サ行」や「ラ行」の発音が難しく感じることが多いです。

舌の位置が変わる
矯正の影響で歯の位置が変化すると、それに合わせて舌の位置や使い方も変わります。これにより、一時的に正しい発音がしにくくなることがあります。

 

口の中の違和感が影響する理由

マウスピースを装着すると、口の中に異物が入ったような感覚になり、話すときに違和感を覚えることがあります。

発音時の感覚が変わる
通常、言葉を発する際には舌が歯の裏や上あごに触れますが、マウスピースがあることでその感覚が変わります。これにより、思った通りの発音ができなくなることがあります。

口周りの筋肉が慣れていない
マウスピースをつけたばかりの頃は、口の周りの筋肉も違和感を感じて緊張しやすくなります。そのため、無意識に力が入って発音がぎこちなくなることがあります。

 

どんな音が発音しにくくなるのか?

マウスピース矯正を始めたばかりの患者様の多くが、特定の音を発音しにくいと感じます。

「サ行」や「ラ行」
「サ行」や「ラ行」は舌先を使って発音するため、マウスピースによって舌の動きが変わると発音しづらくなります。

「タ行」や「ナ行」
これらの音も舌が上あごに接触することで発音されるため、マウスピースの影響で違和感が出ることがあります。

英語の発音が難しくなることも
thθ)」や「shʃ)」の発音も舌の位置が重要なため、マウスピース装着中は発音しづらいと感じることがあります。

 

マウスピース矯正による滑舌の変化は、舌の動きの制限や口の中の違和感によるものです。特に「サ行」「ラ行」の発音がしづらく感じることが多いですが、これは一時的なものであり、時間とともに慣れていくことがほとんどです。

 

3.滑舌が悪くなる期間と慣れるまでの流れ

マウスピース矯正では一時的に滑舌が悪くなることがありますが、 ほとんどの患者様が短期間で慣れて いきます。

いつから話しにくさを感じるのか?

マウスピースをつけた直後から違和感を感じる方が多いです。
装着した瞬間、口の中の感覚が変わるため、発音しにくいと感じることがあります。特に「サ行」や「ラ行」は舌の動きが影響を受けやすく、話しにくいと感じやすいです。

最初の13日が特に話しにくいと感じる時期です。
装着したばかりの時期は、口の中に異物感があるため、違和感が強くなります。歯が動き始めることによる軽い痛みとともに、舌の動きもぎこちなくなることがあります。

 

滑舌が悪くなるのは一時的?

滑舌が悪くなるのはあくまで一時的です!
マウスピース矯正による滑舌の変化は、ほとんどの方が 12週間以内に慣れる ことが多いです。

時間とともに舌や口の筋肉が順応する
マウスピースを装着したまま話すことで、舌や口周りの筋肉が適応してきます。 話す機会が多いほど慣れやすい ので、積極的に会話をすることがポイントです!

マウスピースの素材やフィット感によって個人差あり
一部の患者様は、マウスピースが歯にぴったりフィットするまで違和感を感じることがあります。
新しいマウスピースに交換した直後は、再び滑舌が少し悪くなることもありますが、数日で慣れるケースがほとんどです。

 

どれくらいで慣れるのか?

🔹 1日目~3日目

  • 最も違和感を感じやすい時期
  • 舌の動かし方がぎこちなくなり、発音しにくい音が出ることがある
  • 「サ行」「ラ行」「タ行」などが特に発音しにくい

🔹 4日目~1週間後

  • 徐々に話しやすくなる時期
  • 舌の動かし方に慣れ、発音がスムーズになってくる
  • 違和感があっても、無意識に補正できるようになってくる

🔹 2週間後~1ヶ月後

  • ほぼ普段通りに話せるようになる
  • 多少の違和感は残ることがあるが、日常会話にはほぼ影響なし
  • 継続して話すことで、舌の動きも自然になる

 

マウスピース矯正を始めたばかりの時期は、一時的に滑舌が悪くなることがありますが、 ほとんどの患者様が12週間で慣れる ため、過度に心配する必要はありません。

 

4.滑舌の影響を最小限にするマウスピースの装着方法

マウスピース矯正を始めると、どうしても最初のうちは滑舌が悪くなりがちです。
しかし、 適切な装着方法 を意識することで、 話しにくさを最小限に抑える ことができます!

 

チューイーの活用でフィット感を高める

「チューイー」って何?
チューイーとは、 シリコン製の柔らかい棒 で、マウスピースをよりしっかりフィットさせるために使うアイテムです。

なぜフィット感が重要?
マウスピースが歯にピッタリ密着していないと、
・ 余計な隙間ができて発音しにくくなる
・ 話すたびにズレる感覚があり、違和感が強くなる
といった問題が起こりやすくなります。

チューイーの使い方
📌 マウスピースを装着したら 5分間 ほど、チューイーを 奥歯から前歯にかけてゆっくり噛む ようにします。
📌 1日12回、 特に新しいマウスピースに交換した直後 に使うと効果的!

 

マウスピースが浮かないようにするポイント

マウスピースがしっかり装着されていないと、発音がしにくくなる
マウスピースが歯から少し浮いてしまうと、発音時にズレが生じて 「サ行」「ラ行」が言いにくくなる ことがあります。

フィットさせるためのポイント
📌 装着時にしっかり押し込む

  • 手で軽く押し込むだけでなく、上下の歯を軽く噛み合わせる とフィット感が増します。

📌 装着後、口を大きく動かしてみる

  • しっかりフィットしているかを確認するために、 口を開閉したり、「アイウエオ」と発音する のも効果的です。

📌 正しいサイズのマウスピースを使用する

  • マウスピースが 歯並びに合っていないと浮きやすくなる ため、もしズレが気になる場合は 歯科医に相談しましょう。

 

装着時間を守ることの重要性

120時間以上の装着が基本!
マウスピース矯正は、長時間つけることで歯を計画的に動かす治療 です。
装着時間が短くなると、歯の動きが遅くなるだけでなく、フィット感が悪くなり、滑舌にも影響 します。

装着時間が短くなるとどうなる?
・ マウスピースが 歯になじみにくくなる
・ 舌がマウスピースに慣れず、違和感が長引く
・ 話しにくさが続く原因になる

食事の後はすぐに装着する習慣を!
・ 食事や歯磨きで外した後は、できるだけ早く装着し 違和感を感じる時間を減らす のがポイントです。
・ 外したままの時間が長くなると、歯が少し戻ってしまい、マウスピースが浮きやすくなります。

 

マウスピース矯正中の滑舌の影響を最小限にするためには、 正しく装着することが大切 です!

 

5.発音しにくい音を克服!自宅でできるトレーニング

マウスピース矯正を始めたばかりの方からよく聞くお悩みが、 「話しにくくなった」「発音が不自然になった」 というものです。
特に 「サ行」「ラ行」 などの音が発音しにくく感じることが多いのですが、これは マウスピースが舌の動きを制限していることが原因 です。しかし、 少しの練習で滑舌を改善することが可能 です!

滑舌を改善する簡単な発音練習

マウスピースをつけた状態でもスムーズに話せるようにするには、 舌の動きを意識した発音練習 を行うことが大切です。

発音をスムーズにするためのトレーニング
📌 「サ行」の発音練習
→ 「さしすせそ」を ゆっくりはっきり 発音する
「す」「せ」など、舌の前方を使う音に意識を向ける

📌 「ラ行」の発音練習
→ 「らりるれろ」を 舌を大きく動かしながら 発音する
舌先を上前歯の裏につける感覚を意識する

🔍発音練習のポイント
✔ 口を大きく開けることを意識する
✔ ゆっくり発音して、少しずつスムーズにする
✔ 1日5分、継続的に練習することが大切!

 

口周りの筋肉を鍛えるトレーニング方法

滑舌をよくするには、 口周りの筋肉を鍛える ことも大切です。
特に 舌の動きや唇の筋肉を強化 することで、発音しやすくなります!

簡単にできる口のトレーニング
📌 舌のストレッチ

  • 舌を 前に出して5秒キープ引っ込める を5回繰り返す
  • 舌を 左右に動かしながら「イー」「アー」と発音する

📌 唇のエクササイズ

  • 「ウー」と言いながら 口をすぼめる
  • 「イー」と言いながら 口を大きく開く
  • これを10回繰り返す

📌 頬の筋肉を鍛えるトレーニング

  • 口を閉じたまま 頬を膨らませて5秒キープしぼませる
  • これを10回繰り返す

🔍トレーニングのポイント
✔ 朝晩の歯磨きの後など、習慣化しやすい時間に行う
✔ できるだけ毎日続けることが重要!
✔ 顔の表情筋も鍛えられるので、美容効果も期待できる

 

マウスピース矯正を始めたばかりの頃は 話しにくさや滑舌の違和感 を感じることがありますが、 発音練習やトレーニングを続けることで、スムーズに話せるようになります!

 

6.仕事や会話に支障があるときの対処法

マウスピース矯正を始めたばかりの頃は、「話しづらい」「言葉がはっきりしない」と感じることがあります。
特に 仕事での会話、プレゼン、面接など大事な場面 では、しっかり話せるかどうか不安に感じるかもしれません。

 

面接やプレゼン時の対策

事前にマウスピースをつけたまま話す練習をする

  • プレゼンの原稿を音読する ことで、滑舌の悪さをカバーできます。
  • 実際に 声を出して話す練習をすることが大切 です。

大事な場面では、より明瞭に話す努力を

  • 面接やプレゼンでは、 ゆっくり・はっきり発音 するだけで伝わりやすさが大きく変わります。
  • 緊張すると早口になりやすい ので、 落ち着いて丁寧に話す よう意識しましょう。

どうしても不安なら事前に相談する

  • 職場の上司や同僚に、「矯正治療中なので滑舌が少し悪くなるかもしれません」と伝えておく のも一つの方法です。
  • そうすることで 必要以上に気にせず会話ができるようになります。

 

一時的にマウスピースを外してもいい?

食事以外の時間は基本的に外さない方が良い

  • マウスピース矯正は 12022時間以上の装着が必要 です。
  • 頻繁に外すと、矯正効果が遅れる可能性があります。

特別な場面では短時間なら外してもOK

  • 面接や重要なスピーチなどの直前に1015分外すのは許容範囲 です。
  • ただし、終わったらすぐに装着し直しましょう。

外すときは清潔に保つことを忘れずに

  • マウスピースを外したら、専用ケースに入れる
  • 再装着する前に歯を磨く or うがいをする

 

マウスピース矯正中の滑舌の違和感は 一時的なもの ですが、 仕事や会話に支障を感じる場合は工夫することで対処できます。

 

7.マウスピースの形状やフィット感が滑舌に与える影響

マウスピース矯正を始めたばかりの頃、 「滑舌が悪くなった」「話しにくい」 と感じることがあります。
その原因の一つが マウスピースの形状やフィット感 です。

 

変形・破損したマウスピースに注意

マウスピースが変形すると、舌の動きを邪魔することがある

  • マウスピースは 熱に弱い ため、 お湯で洗ったり、高温の場所に置くと変形する ことがあります。
  • 変形したマウスピースは 歯にフィットしにくくなり、滑舌が悪くなる原因に なることも。

破損すると、違和感が増し滑舌に影響する

  • マウスピースの 端が欠けたり、ひび割れができると舌が当たって話しにくくなる ことがあります。
  • さらに、破損部分が 舌や頬の内側を刺激し、痛みを感じることもある ので注意が必要です。

🔍 対処法
・お湯ではなく、水で洗う
・破損した場合は、新しいマウスピースに交換する
・ひび割れがあるときは、すぐに歯科医院に相談する

 

サイズが合わないときの対処法

フィットしていないと話しにくくなる

  • マウスピースが 歯にしっかり密着していないと、動きやすくなり、発音に影響 します。
  • 特に新しいマウスピースに交換した直後 は、なじむまで違和感が出ることが多いです。

チューイーを使って密着させる

  • チューイー(マウスピースをしっかりはめるためのシリコン製の棒) をしっかり噛むことで、フィット感を高められます。
  • 毎日12分程度、チューイーを噛む習慣をつけると、よりスムーズに話せるようになる ことが期待できます。

 

歯科医院で調整すべきタイミング

マウスピース矯正中に 滑舌の問題が長く続く場合、マウスピース自体の調整が必要になることがあります。
以下のような 症状がある場合は、歯科医院に相談しましょう。

✔マウスピースがしっかりはまらず、話しづらい
✔マウスピースをつけると口が開きにくいと感じる
✔舌が常にマウスピースに当たり、違和感がある
✔発音のしづらさが数週間続く

🔍 対処法
・歯科医院でフィット感をチェックしてもらう
・必要に応じて、マウスピースを再作成することも検討する
・調整後も滑舌の違和感が続く場合は、発音トレーニングを併用する

 

マウスピース矯正による 滑舌の悪化は、マウスピースの形状やフィット感が関係している ことがあります。
適切に対処することで 発音のしづらさを最小限に抑えることが可能 です。

 

8.滑舌への影響を最小限にするマウスピース矯正の選び方

マウスピース矯正を考えている方の中には、 「できるだけ滑舌に影響が少ない方法を選びたい」 と思っている患者様も多いのではないでしょうか?

マウスピース矯正には さまざまな種類や設計があり、それによって滑舌への影響が変わる ことがあります。

通常のマウスピースと薄型タイプの違い

マウスピース矯正には 標準タイプと薄型タイプ があります。
それぞれの特徴を知ることで、滑舌の影響を抑えながら治療を進めることができます。

標準タイプのマウスピース

  • 厚みが 0.5mm1.0mm程度 あるものが一般的
  • しっかりと歯を覆うため、動かす力が強い
  • その分 舌の動きに少し影響が出ることがある
  • 滑舌が悪くなると感じることがあるが、数日~1週間で慣れる

薄型タイプのマウスピース

  • 厚みが 0.3mm0.5mm程度と薄めに設計 されている
  • 違和感が少なく、話しやすい
  • ただし、 薄すぎると歯を動かす力が弱くなるため、治療効果とのバランスを考えることが大切
  • 🔍 選び方のポイント

    ✔ 滑舌への影響を抑えたい場合は、薄型タイプも検討する
    ✔ 治療効果を優先するなら標準タイプが適している
    ✔ 装着感が気になる場合は、歯科医師と相談しながら決める

 

どの矯正方法が滑舌への影響が少ない?

マウスピース矯正の中でも、 種類や治療計画によって滑舌への影響が異なります。
以下の比較を参考に、自分に合った方法を選びましょう!

インビザライン(全体矯正)

  • 全体の歯並びを整えるため、装着時間が長い(12022時間)
  • 舌の動きをカバーする範囲が広いため、滑舌に影響が出やすい
  • ただし、ほとんどの患者様が1週間ほどで慣れる

インビザラインライト(部分矯正)

  • 軽度な歯並びのズレを治すため、装着時間が短め(120時間前後)
  • 通常のインビザラインよりも舌の動きへの影響が少ない
  • 話しにくさを感じることはあるが、慣れるのが早い

マウスピース型カスタム矯正(スマイルトゥルー・クリアコレクトなど)

  • メーカーによって厚みや設計が異なる
  • 薄めの設計のものを選ぶことで、滑舌への影響を抑えられる
  • 治療の進め方によっては、装着時間を調整できる場合もある
  • 🔍 選び方のポイント

    ✔ 全体矯正は滑舌の影響が出やすいが、慣れれば問題ない
    ✔ 部分矯正は舌の動きを妨げにくいため、話しやすさを優先したい人におすすめ
    ✔ 装着時間を減らせる治療計画も相談できる場合がある

 

マウスピース矯正は、 種類や厚み、設計によって滑舌への影響が異なる ため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
適切な矯正方法を選ぶことで 話しやすさを維持しながら、スムーズに治療を進めることが可能 になります。

 

9.滑舌が悪くなることで起こるストレスを軽減するには?

マウスピース矯正を始めると、どうしても 「話しにくい」「滑舌が悪くなった気がする」 と感じることがあります。特に、仕事や学校などで会話の機会が多い方にとっては、大きなストレスになりやすいかもしれません。

 

無理せず自然に会話するコツ

滑舌のストレスを軽減するには、 無理に滑舌を良くしようと頑張りすぎない ことが大切です。以下のポイントを意識すると、 話しやすさが改善しやすくなります!

ゆっくり話す

  • 無理に早口で話そうとすると、余計に滑舌が悪くなる ことがあります
  • いつもより少しゆっくり話すだけで、発音しやすくなる

口をしっかり開けて発音する

  • マウスピースがあることで 舌の動きが制限されるため、口を大きく開けることが大切
  • 特に「サ行」「ラ行」などが発音しにくい場合は、意識的に口を開ける

 

ポジティブに矯正期間を乗り切る方法

マウスピース矯正中に 「話しにくい」「滑舌が悪い」 と感じるのは、一時的なことです。
それでも 気になってしまうと、ストレスを感じることもあるかもしれません。

そんなときは、 ポジティブに矯正期間を乗り切る工夫をしてみましょう!

「これは一時的なもの」と意識する

  • マウスピースに慣れるまでの最初の1週間ほどが、一番違和感を感じやすい
  • でも、ほとんどの患者様が2週間もすれば滑舌に慣れる
  • 「ずっと続くわけではない」と考えることで、ストレスが軽減しやすい

自宅で発音練習をする

  • 「サ行」「ラ行」を意識して発音するだけでも、慣れるのが早くなる
  • 早口言葉や音読を 15分するだけで、舌の動きがスムーズになる

矯正が終わった後のイメージを持つ

  • 「今は滑舌が気になるけど、矯正が終わったら自信を持って話せる!」
  • 歯並びが整うことで、発音もしやすくなり、よりキレイな話し方ができる

 

マウスピース矯正中に滑舌が悪くなるのは 一時的なこと です。
「話しづらい」「うまく発音できない」と感じることがあっても、 1週間ほどで慣れる ので、あまり気にしすぎないことが大切です。

 

10.よくある質問

マウスピース矯正を始めたばかりの患者様から、 「滑舌が悪くなった気がする」 というご相談をよくいただきます。
ここでは、 よくある質問 にお答えしながら、安心して矯正治療を続けていただくためのポイントをご紹介します!

 

Q1. 滑舌は本当に治るの?

A1.はい、必ず治ります!
マウスピース矯正中の滑舌の変化は、 マウスピースが舌の動きを邪魔しているために起こるもの です。
つまり、 矯正が終わり、マウスピースを外せば元の滑舌に戻ります。

 

Q2. ずっと話しづらいまま?

A2.いいえ、時間とともに改善します!
多くの患者様が 矯正を始めて1週間ほどで違和感が薄れ、2週間ほどでほぼ慣れる と感じています。

🕐 話しづらさの変化の流れ

  • 矯正開始~3日目: 口の中の違和感が強く、発音がぎこちない
  • 4日目~1週間: 舌の動きがマウスピースに慣れ始める
  • 2週間~: ほぼ普段通りに話せるようになる

🔍 もし長期間話しづらさが続く場合は?
✔ マウスピースが浮いていないか確認する(しっかりフィットしていないと、余計に話しにくくなる)
✔ 歯科医院でサイズ調整を相談する(まれに、フィット感を調整することで改善することもある)
✔ 発音練習を取り入れる(特に「サ行」「ラ行」の練習をすると早く慣れる)

📌 ポイント

・ほとんどの患者様は2週間ほどで慣れる
・どうしても気になる場合は歯科医院で相談を
・舌のトレーニングを取り入れると、早く改善しやすい

 

 

 

マウスピース矯正を始めたばかりの頃は、 「話しにくい」「サ行やラ行が発音しづらい」 など、滑舌の変化を感じることがあるかもしれません。
ですが、 これは一時的なもの であり、多くの患者様が 12週間ほどで慣れていきます。マウスピース矯正によって 歯が動き、口の中の環境が変わることは治療が順調に進んでいる証拠 でもあります。
もし 長期間話しづらさが続く場合 は、マウスピースのフィット感をチェックしたり、歯科医院で相談することで、より快適に治療を続けることができます。矯正期間を快適に過ごせるように、 正しいケアとトレーニング を取り入れてみてくださいね!

 

 

 

————————–
東京都銀座駅の矯正歯科
銀座矯正歯科
〒104-0061
東京都中央区銀座3-3-14
銀座グランディアビルⅡ 6F
☎︎03-3567-5454
————————–

 

*監修者

医療法人社団 真美会 銀座矯正歯科

院長 中嶋 亮

*経歴

1998年 富山県立富山中部高等学校卒業。1998~2004年 日本大学松戸歯学部

2004~2008年 日本大学大学院(歯科矯正学専攻)。

2008~2012年 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 助手(専任扱)。

2012~2020年 医療社団法人真美会 銀座矯正歯科 アシスタントドクター。

2013~2014年 ニューヨーク大学CDEP 矯正学修了。

2014~2018年 日本大学松戸歯学部 顎顔面外科学講座 兼任講師。

2014~2015年 カリフォルニア州立大学LA校CDEP 矯正学修了。

2019~2023年 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 兼任講師。

2021年~ 医療社団法人真美会 銀座矯正歯科 院長。

2022年~ 一般社団法人日本デジタル矯正歯科学会 理事・学術担当。

2023年~ 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 クリニカルアドバイザー。

2023年~ Digital Dentistry Society Ambassador (Japan)。

2023年~ 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 同門会副会長。

2023年~ Ray Face  (Ray Dent, Korea) Key Opinion Leader。

*主な所属学会

日本矯正歯科学会(認定医)

International Congress of Oral Implantologists (ICOI) インプラント矯正認定医

Digital Dentistry Society 日本アンバサダー

先進歯科画像研究会(ADI)歯科用CT認定医

・厚生労働省認定 歯科臨床研修指導医

日本美容外科学会(JSAPS)関連会員

・Orthopaedia and Solutions マネージャー

BIODENT 寿谷法コルチコトミーベーシックコース インストラクター

BIODENT モディファイドコルチコトミーコース インストラクター

・(株)YDM 矯正器材アドバイザー

・ABO Journal Club 主宰

・Cutting Edge of Digital Orthodontics 主宰

*論文・学会発表

  • ・加速矯正とアライナー治療による治療期間のコントロール ザ・クインテッセンス2022年11月号
  • ・進化するデジタル歯科技術Extra モディファイドコルチコトミー法とSureSmileによる矯正治療 日本歯科評論 81(8)=946:2021.8
  • ・進化するデジタル歯科技術 : 3Dプリンターは臨床をどう変革するか(4)矯正治療における3Dプリンターの臨床応用 日本歯科評論 81(4)=942:2021.4
  • ・矯正用光重合型レジン系接着システムの接着性能 接着歯学2013年31巻4号P159-166
  • ・歯科矯正学における3D診断および治療計画(翻訳)クインテッセンス出版
  • ・基礎から学ぶデジタル時代の矯正入門(翻訳統括)クインテッセンス出版
  • ・矯正歯科治療のためのコルチコトミー(翻訳)
  • ・Effects of compression force on fibroblast growth factor-2 and receptor activator of nuclear factor kappa B ligand production by periodontal ligament cells in vitro. J Periodontal Res. 2008 Apr;43(2):168-73.
  • ・Evaluation of the success rate of single- and dual-thread orthodontic miniscrews inserted in the palatal side of the maxillary tuberosity. J World Fed Orthod. 2022 Jun;11(3):69-74.
  • ・T-helper 17 cells mediate the osteo/odontoclastogenesis induced by excessive orthodontic forces. Oral Dis. 2012 May;18(4):375-88.
  • IL-8 and MCP-1 induced by excessive orthodontic force mediates odontoclastogenesis in periodontal tissues. Oral Dis. 2011 Jul;17(5):489-98.
  • ・Effects of HSP70 on the compression force-induced TNF-α and RANKL expression in human periodontal ligament cells. Inflamm Res. 2011 Feb;60(2):187-94.
  • ・Effects of relaxin on collagen type I released by stretched human periodontal ligament cells. Orthod Craniofac Res. 2009 Nov;12(4):282-8.
  • ・Levels of RANKL and OPG in gingival crevicular fluid during orthodontic tooth movement and effect of compression force on releases from periodontal ligament cells in vitro. Orthod Craniofac Res. 2006 May;9(2):63-70.

 

詳しいプロフィールはこちらより

すべての診療は予約制となっております。

矯正歯科治療はただ歯をきれいに並べることではなく、顔貌のバランスも考慮しながら正しい咬み合わせを作る歯科治療です。
患者さまの症状やご希望に合わせて様々な治療プランをご提案いたします。
まずはカウンセリングでご相談ください。

expand_less
TOP

03-3567-545403-3567-5454

24時間WEB予約24時間WEB予約

LINE相談/資料請求