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2024.09.05

歯並びが悪くなる理由を知っていますか?日常の習慣が影響しているかも?

1.歯並びの悪さ、放っておいていませんか?

歯並びの問題は、見た目のコンプレックスだけでなく、日常生活にさまざまな影響を及ぼします。たとえば、「歯並びが悪くて食べにくい」と感じることはありませんか?噛みにくさが続くと消化に影響を与え、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。また、「顎が痛い、疲れやすい」といった症状に悩んでいる方も多いです。歯並びの乱れは顎に余分な負担をかけ、慢性的な痛みや疲労感につながることがあります。

さらに、「笑顔に自信が持てない」と感じることもあるかもしれません。歯並びが整っていないことで、人前で思いきり笑えなかったり、自己表現に不安を感じたりすることは少なくありません。しかし、歯並びの悩みは矯正治療で改善することができます。

銀座矯正歯科では、患者様一人ひとりの症状に応じた最適な治療法をご提案し、快適な生活と自信あふれる笑顔を取り戻すサポートを行っています。歯並びに関するお悩みを解消し、健康的な口元を手に入れるための第一歩を踏み出してみませんか?

 

2.歯並びが悪くなる原因について

歯並びの問題は、見た目だけでなく、健康や生活の質に大きな影響を与えることがあります。歯並びが悪くなる原因はいくつかあり、それを理解することは矯正治療を考えるうえで非常に重要です。以下に、歯並びが悪くなる主な原因について説明します。

 

遺伝的要因

歯並びは、遺伝的な要素が大きく影響します。顎の大きさや形、歯のサイズなどは、親から子へと引き継がれることがあります。例えば、顎が小さく歯が大きい場合、歯が並ぶスペースが不足し、結果として歯が重なったり、ずれたりしてしまうことがあります。また、歯がまっすぐ生えない場合や、親が同じような歯並びの問題を抱えていた場合、子供にも同様の問題が見られることがあります。

 

癖や生活習慣による影響

日常の癖や生活習慣も、歯並びに大きな影響を与える要因の一つです。例えば、幼少期の指しゃぶりや爪を噛む癖、口呼吸などの習慣が長期間続くと、歯の位置や顎の発達に悪影響を与えることがあります。特に、舌の位置や動きが歯並びに影響することはよく知られており、舌で歯を押すような癖があると、歯が前方に押し出され、出っ歯や開咬(かみ合わせが閉じない状態)になる可能性があります。

また、噛み合わせの不良や食生活の偏りも歯並びに影響します。硬い食べ物を噛む機会が少ないと顎の筋肉や骨が十分に発達せず、歯並びが乱れやすくなります。逆に、片方だけで食べ物を噛む癖があると、顎の発達が左右で不均衡になり、歯並びに歪みが生じることもあります。

 

姿勢の悪さがもたらす影響

驚かれるかもしれませんが、姿勢の悪さも歯並びに影響を与える重要な要因です。日常的に猫背でいたり、首が前に出ているような不良姿勢を続けていると、顎の位置や形に影響を及ぼし、歯並びが乱れることがあります。これは、姿勢が悪いと顎の骨や筋肉が正常に機能せず、噛み合わせが悪くなるからです。特に成長期の子供の場合、姿勢の悪さが顎の発育に直接影響を与えるため、将来的に歯並びが乱れるリスクが高くなります。

 

乳歯から永久歯への移行期

乳歯が抜けるタイミングや、永久歯が正しく生えてくるかどうかも、歯並びに大きな影響を与えます。乳歯が早く抜けすぎると、周囲の歯がそのスペースに移動してしまい、永久歯が生えるためのスペースがなくなることがあります。また、乳歯が長く残りすぎる場合も、永久歯の正常な発育を妨げ、歯並びの乱れを引き起こすことがあります。

 

顎の発育不足

顎の骨が十分に発達しない場合、歯が生えるためのスペースが不足し、歯並びが悪くなることがあります。これは遺伝的な要因もありますが、硬いものをあまり食べない生活習慣や、姿勢の悪さも顎の発育に影響します。

 

歯並びが悪くなる原因は多岐にわたりますが、遺伝的な要素や生活習慣、姿勢の悪さが主な要因です。これらの原因を理解し、早めに対策を取ることで、歯並びの問題を防ぐことができます。また、すでに歯並びの乱れが気になる方は、矯正治療を受けることで、見た目だけでなく、健康や生活の質も向上させることが可能です。

 

3.悪い習慣が歯並びに与える影響

歯並びは遺伝的な要因だけでなく、日常のさまざまな習慣にも大きく左右されます。特に、幼少期から続けている癖や生活習慣は、長期間にわたって歯の位置や顎の成長に影響を与え、歯並びが悪くなる原因となることがあります。以下に、歯並びに悪影響を及ぼす代表的な習慣をいくつかご紹介します。

 

口呼吸や爪を噛む癖

口呼吸は、歯並びや顎の発育に大きな悪影響を与えます。口で呼吸することで、舌の位置が本来あるべき場所からずれ、歯や顎に正しい圧力がかからなくなります。これにより、上顎が狭くなったり、歯が前方に押し出されてしまい、出っ歯や開咬(上下の歯がかみ合わない状態)になる可能性があります。また、爪を噛む癖も、歯に過剰な力をかけるため、歯が少しずつ移動し、噛み合わせが悪くなる原因となることがあります。

 

頬杖をつく癖がもたらす問題

頬杖をつく癖は、顔の片側に過度な力がかかるため、顎や歯に不均衡な負荷を与えます。これが続くと、顎の成長や発育が偏り、歯並びに影響が出ることがあります。特に成長期の子供において、この習慣が長期的に続くと、片側だけの顎の発育が進み、左右非対称な顔立ちや歯並びの不均衡が生じやすくなります。さらに、噛み合わせにも悪影響を及ぼし、食事中に違和感を感じることが増える可能性があります。

 

食事の片側噛みが引き起こすリスク

片側だけで食事を噛む癖も、歯並びにとっては大きなリスクです。片側噛みを続けることで、使用される顎の筋肉が片方だけ発達し、顎のバランスが崩れることがあります。また、噛んでいない側の歯や歯茎は刺激を受けないため、健康状態が悪化し、結果的に歯の位置や噛み合わせに影響が及びます。左右の顎や歯に均等な負荷をかけることが、健康な歯並びを維持するために重要です。

 

悪い習慣を改善するための対策

これらの悪習慣は、意識することで改善することが可能です。例えば、口呼吸を鼻呼吸に切り替える練習や、爪を噛む代わりにストレス解消の手段を見つけることで、歯並びの悪化を防ぐことができます。頬杖や片側噛みの癖も、意識的に左右均等に負荷をかけるよう心掛けることで、顎や歯の健康を守ることができます。

 

歯並びは、遺伝的な要因だけでなく、日常の癖や生活習慣によっても大きく影響を受けます。口呼吸や爪を噛む癖、頬杖をつく習慣、片側噛みなどの悪い習慣は、歯並びの乱れや噛み合わせの不良を引き起こす可能性があるため、早期に改善することが大切です。

 

4.顎の発達と歯並びの関係

歯並びの良し悪しは、顎の発達に大きく影響を受けます。顎の成長が十分でないと、歯がきれいに並ぶためのスペースが不足し、結果として歯並びが乱れる原因となることがあります。ここでは、顎の成長と歯並びの関係について詳しく説明します。

 

よく噛まないと顎が成長しない理由

しっかり噛むことは、顎の発達にとって非常に重要です。食べ物をよく噛むことで、顎の筋肉や骨に適切な刺激が加わり、顎が健康的に成長します。特に成長期の子供にとって、噛む動作は顎の発育を促すための自然なトレーニングです。反対に、噛む回数が少ないと、顎に十分な刺激が与えられず、顎の発育が遅れてしまい、歯が正しく並ぶスペースが不足することがあります。

 

柔らかい食事が及ぼす悪影響

柔らかい食事を中心とした食生活は、顎の発達に悪影響を及ぼす要因の一つです。硬い食べ物を食べることは、顎の筋肉を使う機会を増やし、発育を助けますが、柔らかい食べ物ばかり食べていると、顎の筋肉が十分に使われず、顎が発達しないまま成長してしまうことがあります。これにより、歯が正常な位置に収まらず、歯並びが乱れることがあります。

また、柔らかい食事は咀嚼回数を減らす傾向にあり、これも顎の発育に必要な刺激を減少させてしまいます。顎の骨が十分に発達しないと、結果として歯が重なり合ったり、乱れたりする可能性が高まります。

 

顎の筋肉の弱化による歯並びの乱れ

顎の筋肉の弱化も、歯並びの乱れに直結します。噛む力が弱いと、顎の筋肉が十分に発達せず、歯や顎に適切な力がかからなくなります。これにより、顎が適切な形で発達せず、結果として歯並びに影響を及ぼすことがあります。特に、硬い食べ物を避ける生活を続けると、顎の筋肉はますます弱くなり、歯が正しい位置に固定されにくくなります。

また、顎の筋力が弱いと、噛み合わせにも悪影響を与え、噛み合っている歯とそうでない歯が生じ、歯並びが乱れる原因となります。顎の筋力を適切に維持するためには、日常的にしっかりと噛む習慣を身につけることが重要です。

 

顎の成長を促すためにできること

顎の発育を促すためには、次のような方法が有効です。

  • 硬い食べ物を積極的に摂る:にんじんやセロリ、硬めの肉など、しっかり噛む必要がある食べ物を日常的に取り入れることで、顎の筋肉を使い、発育を助けます。
  • 咀嚼回数を増やす:食べ物を一口ごとにしっかりと噛むことを心掛けることで、顎に適切な刺激を与えられます。
  • 正しい噛み合わせを意識する:日常の噛み合わせを意識し、左右均等に噛むことが大切です。

 

顎の成長は歯並びに直接的な影響を与えるため、しっかりとした咀嚼や硬い食べ物を摂ることが重要です。柔らかい食事や顎の筋肉の弱化は、歯並びが乱れる原因となりますので、生活習慣を見直し、正しい顎の発育を促すことが大切です。

 

5.歯並びが悪いことで引き起こす健康問題

歯並びが悪いと見た目の問題だけでなく、さまざまな健康上のリスクが増大します。歯が正しく並んでいないことで、口腔内だけでなく全身の健康に悪影響を及ぼすことがあります。以下では、歯並びの乱れが引き起こす代表的な健康問題について詳しく説明します。

 

虫歯や歯周病のリスク増加

歯並びが悪いと、虫歯歯周病のリスクが大幅に増加します。歯が重なっていたり、傾いていたりすると、ブラッシングやフロスが届きにくくなり、汚れがたまりやすくなります。その結果、プラークが蓄積し、虫歯や歯周病が進行しやすくなるのです。特に、歯並びが乱れている部分は細菌が繁殖しやすく、治療が遅れると深刻な状態になることもあります。

また、歯周病は口腔内だけでなく、全身の健康にも影響を与えることが知られており、心臓病や糖尿病、早産のリスクを高めることがあるため、早めの対策が重要です。

 

発音や噛み合わせへの影響

歯並びの乱れは、発音噛み合わせにも大きな影響を及ぼします。例えば、前歯が出ている場合や歯と歯の間に隙間がある場合、特定の音をうまく発音できないことがあります。特に「サ行」や「タ行」などの音が正確に発音できず、日常のコミュニケーションに支障をきたすことがあるのです。

さらに、噛み合わせが悪いと、食べ物を十分に噛むことができず、消化器系に負担がかかることがあります。噛み合わせがずれると、食事中に顎や筋肉に余計な力がかかり、長期的には顎の関節にも負担がかかるため、食事が不快になる可能性があります。

 

顎関節症の原因にも

歯並びが悪いと、顎に過剰な負担がかかり、**顎関節症(TMJ**を引き起こすリスクが高まります。顎関節症は、顎の関節や周囲の筋肉に痛みや不快感を引き起こし、口を開け閉めする際に「カクカク」と音がする、開けづらい、痛みが出るなどの症状を伴います。

特に、噛み合わせが悪い場合、顎が正しい位置で動かず、関節や筋肉にストレスがかかることで、顎関節症が進行しやすくなります。また、顎関節症が進行すると、頭痛や肩こり、耳鳴りといった全身症状も引き起こすことがあり、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

 

歯並びの改善で得られる健康効果

歯並びを整えることで、これらの健康問題を防ぐことができます。矯正治療により歯を正しい位置に並べることで、ブラッシングがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。また、噛み合わせが改善されることで、食事が快適になり、顎や関節にかかる負担も軽減されます。発音も改善され、日常生活の質が向上することが期待できます。

 

歯並びの乱れは、虫歯や歯周病、発音の問題、顎関節症など、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。見た目だけでなく、口腔内や全身の健康を守るためにも、早めの矯正治療が重要です。

 

6.矯正治療が必要になるタイミングとは?

歯並びの問題は早期に治療を始めることが重要です。しかし、どのタイミングで矯正治療を始めるべきか、迷われる方も多いのではないでしょうか。ここでは、子供と大人の治療の違いや、矯正治療を放置した場合のリスク、そして早期に治療を始めるためのポイントについて詳しく解説します。

 

子供と大人の治療の違い

子供の矯正治療では、成長期を利用して顎の発育をコントロールし、歯並びや噛み合わせを改善することができます。乳歯から永久歯への移行期や、顎の成長が進む時期に治療を始めることで、将来的な歯並びの乱れを防ぎ、よりスムーズな矯正治療が可能となります。例えば、8歳から10歳頃に治療を始めることが多く、顎の成長を利用して歯が正しい位置に収まるようサポートすることができます。

一方で、大人の矯正治療は、すでに成長が止まっているため、顎の骨格を大きく変えることは難しい場合があります。それでも、大人でも効果的な治療は可能です。インビザラインや裏側矯正など、目立たない矯正装置を用いることで、見た目に配慮しながら歯並びを整えることができます。大人の患者様は、歯周病や噛み合わせの問題が進行していることもあるため、治療前の検査や診断がより重要となります。

 

放置すると起こるリスク

歯並びの問題を放置すると、長期的な健康リスクが増大します。例えば、噛み合わせが悪いまま放置すると、顎関節や筋肉に過度な負担がかかり、顎関節症や慢性的な頭痛、肩こりなどの症状が現れることがあります。また、歯並びが悪いと、磨き残しが発生しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。さらに、食べ物をうまく噛めないことで消化器系への負担も増え、全身の健康にも悪影響を及ぼすことがあります。

大人の場合、歯の移動速度が子供に比べて遅いため、治療に時間がかかる傾向があります。加えて、歯周病や骨の問題が進行していることが多く、治療の難易度が上がることもあります。そのため、早期に治療を開始することが、こうしたリスクを防ぐために非常に重要です。

 

初期の兆候を見逃さないために

歯並びの問題は、早期に発見して治療を始めることで、治療期間の短縮や健康リスクの軽減につながります。特に以下のような初期の兆候を見逃さないようにしましょう:

  • 乳歯の抜けるタイミングが極端に早いまたは遅い:乳歯が早く抜けてしまうと、永久歯が正常な位置に生えないことがあります。また、乳歯が長く残りすぎる場合も、永久歯が正しく生えてこないリスクが高まります。
  • 噛み合わせのずれや不自然な位置で噛む:上下の歯が正しく噛み合わない場合、早期の治療が必要です。
  • 口呼吸:口で呼吸する癖があると、顎や歯並びに影響を与える可能性が高くなります。特に、寝ているときに口呼吸をしている場合、矯正治療の検討が必要です。

これらの兆候を見逃さないことで、早期の診断と治療が可能になります。矯正治療を早く始めることで、健康リスクを減らし、将来的な問題を防ぐことができます。

 

矯正治療のタイミングは、子供と大人で異なるものの、早期に治療を開始することが重要です。子供の場合は成長期を利用した治療が可能であり、大人の場合でも適切な治療を行うことで健康的な歯並びを取り戻すことができます。

 

7.歯並びの改善がもたらすメリット

歯並びを整えることには、見た目の向上だけでなく、日常生活や健康にも多くのメリットがあります。歯列矯正を通じて歯並びを改善することは、噛み合わせの向上や自信を取り戻すことにもつながり、総合的な生活の質が向上します。ここでは、歯並びの改善による具体的なメリットについて詳しくご紹介します。

 

噛み合わせの改善による生活の質向上

歯並びが整うと、噛み合わせが正しくなり、食べ物をしっかり噛むことができるようになります。これにより、消化がスムーズになり、胃腸への負担が軽減され、全身の健康にも良い影響を与えます。噛むことは、食べ物の消化だけでなく、脳への刺激にもつながり、集中力や記憶力の向上にも貢献します。さらに、噛み合わせが改善されると、食事が快適になるだけでなく、発音や話し方がスムーズになり、日常のコミュニケーションもより円滑に行えるようになります。

 

顎関節や姿勢への良い影響

歯並びの乱れは、顎や体全体の姿勢に影響を与えることがあります。例えば、噛み合わせが悪いと、顎に余計な負担がかかり、長期的には**顎関節症(TMJ**を引き起こすリスクが高まります。しかし、矯正治療によって噛み合わせが正されると、顎への負担が軽減され、顎関節症の予防や改善につながります。

また、歯並びの改善は姿勢にも良い影響を与えます。噛み合わせが整うことで、首や肩、背中にかかる負担が減り、自然な姿勢を保ちやすくなります。これにより、肩こりや頭痛、首の痛みなどが改善され、体全体のバランスが良くなることが期待できます。

 

自信を持って笑えるようになる

歯並びの乱れは、見た目のコンプレックスにつながることが多く、笑顔に自信を持てないと感じる患者様も少なくありません。しかし、歯列矯正を通じて歯並びが整うと、見た目が改善され、笑顔に自信を持てるようになります。自信を持って笑えることで、社交的な場面や仕事の面でも積極的になりやすく、精神的な充実感や幸福感が向上します。

見た目の改善だけでなく、歯並びが良くなることで精神的な健康も向上することが多く、患者様からは「もっと積極的に人と話せるようになった」「写真を撮るのが楽しくなった」などの声が多く寄せられます。

 

歯並び改善の長期的なメリット

矯正治療によって歯並びが改善されることで、長期的な健康にも良い影響を与えます。虫歯や歯周病のリスクが減り、口腔内の健康を維持しやすくなるほか、定期的なメンテナンスを行うことで、矯正後の歯並びを長く保つことが可能です。さらに、正しい噛み合わせを維持することで、将来的な顎や筋肉への負担も軽減され、健康的な生活を長く続けることができます。

 

歯並びの改善は、噛み合わせの向上、顎関節や姿勢への良い影響、自信を持って笑えるようになるといった多くのメリットをもたらします。健康的な生活をサポートし、日常生活の質を向上させるためにも、歯列矯正による治療は非常に効果的です。

 

8.歯並び改善とフェイスラインの変化

歯並びの改善は、噛み合わせの向上や口腔内の健康だけでなく、フェイスラインや顔全体のバランスにも大きな影響を与えます。歯列矯正を通じて歯並びが整うことで、Eラインや笑顔、顎のラインに変化が生じ、見た目にも自信を持てるようになります。以下では、歯並び改善によるフェイスラインの変化について詳しく解説します。

 

Eラインの改善による顔のバランス向上

Eラインとは、鼻先から顎先までを結んだラインで、一般的に美しい顔のバランスの基準とされています。横から見たときに、上唇と下唇がこのEライン上か、少し内側に位置することが理想とされています。歯並びが悪い場合、特に前歯が出ていると、唇がEラインの外側に突出し、顔全体のバランスが崩れてしまうことがあります。

矯正治療を通じて歯並びを整えると、前歯の突出が改善され、唇の位置が適切になり、Eラインが整います。これにより、顔の横顔が美しくなり、全体のバランスが取れたフェイスラインが実現します。Eラインが整うことで、自然な美しさが引き立ち、顔全体の印象がより調和の取れたものとなります。

 

笑顔の美しさが引き立つ理由

歯並びの改善は、笑顔にも大きな影響を与えます。歯並びが乱れていると、笑顔のときに歯が不均衡に見えたり、口元に自信を持てずに自然な笑顔が出しにくくなることがあります。矯正治療で歯が整うことで、笑ったときに歯が美しく並び、自然で自信に満ちた笑顔を見せることができるようになります。

また、歯並びが良くなると、笑顔がより調和の取れたものとなり、顔全体の印象が明るくなります。笑顔の美しさは、口元の歯並びだけでなく、唇や頬のラインとも密接に関係しています。矯正治療によって歯と顎の位置が整うことで、口元の筋肉もバランスよく引き締まり、笑顔が一層引き立つようになります。

 

顎のラインが整うことで見た目に自信

歯並びの改善は、顎のラインにも大きな影響を与えます。歯並びが悪いと、顎の位置がずれてしまい、フェイスラインが崩れることがあります。特に、噛み合わせが悪いと、顎の筋肉に余計な力がかかり、顎の形やフェイスラインが不均衡になることがあります。

矯正治療によって噛み合わせが改善され、歯並びが整うと、顎のラインがシャープになり、顔全体の印象がすっきりします。特に横顔やフェイスラインが整うことで、若々しい印象を与え、自分自身に対する自信が高まります。美しいフェイスラインは、外見だけでなく精神的な自信にもつながり、自己表現をより積極的にするきっかけになります。

 

歯並びの改善は、Eラインの向上、笑顔の美しさ、顎のラインの整いによって、顔全体のバランスやフェイスラインに大きな変化をもたらします。これにより、外見に自信を持ち、より魅力的な印象を与えることができるようになります。歯並びの改善は、口腔内の健康だけでなく、外見や精神的な充実感にも良い影響を与えます。

 

9.歯並びの悪さを予防するには?

歯並びが悪くなる原因は、遺伝的要因だけでなく、日常生活の習慣にも深く関連しています。歯並びの乱れを予防するためには、日々のケアや生活習慣の改善が不可欠です。ここでは、歯並びを守るための具体的な対策について解説します。

 

毎日のケアと癖の改善

歯並びの乱れは、普段の生活習慣や癖によって悪化することが多くあります。以下のような癖や習慣は、できるだけ早めに改善することが重要です。

  • 口呼吸の改善:口で呼吸をすると、舌の位置が正しい位置に収まらず、顎や歯並びに悪影響を及ぼします。鼻呼吸を習慣づけることで、顎の発達を正常に保つことができます。
  • 指しゃぶりや爪を噛む癖の改善:これらの癖は、特に子供の歯や顎に強い影響を与え、歯並びが悪くなる原因となります。早期に指しゃぶりや爪を噛む癖を直すことで、将来的な歯並びの乱れを防ぐことができます。
  • 姿勢の改善:特に頬杖や片側での噛み癖は、顔の左右のバランスを崩し、歯並びに影響を与えます。両側でバランスよく噛むことや、姿勢に注意することが重要です。

 

よく噛む習慣をつける重要性

日常生活の中でしっかりと噛むことは、歯並びの健康を保つために欠かせません。柔らかい食べ物ばかりを食べると、顎の筋肉が十分に使われず、顎の発育が不十分になることがあります。そのため、次のような習慣を取り入れると良いでしょう。

  • 硬い食べ物を積極的に食べる:野菜や果物、ナッツなど、噛む力を必要とする食材を意識的に取り入れ、顎の筋肉を鍛えることが大切です。
  • 食事中にしっかりと噛む:食べ物を口に入れたら、ゆっくりとよく噛む習慣をつけることで、顎の発育を助けるとともに、消化も良くなります。

よく噛むことは、顎の発達だけでなく、食べ物をしっかりと消化しやすくすることで、消化器系にも良い影響を与えます。子供の頃からしっかり噛む習慣をつけることで、将来の歯並びの乱れを予防することができます。

 

定期的な歯科チェックの重要性

歯並びの問題は、初期段階では自分では気づかないことが多いです。そのため、定期的に歯科でのチェックを受けることが非常に重要です。特に、子供の成長期には、乳歯から永久歯への移行がスムーズに行われているかどうか、顎の発育が正常かを確認するためにも、定期的な歯科検診が必要です。

また、大人の患者様でも、定期的なチェックを受けることで、歯周病や噛み合わせの問題を早期に発見し、歯並びが悪くなるリスクを減らすことができます。定期的なクリーニングや歯石除去も、健康な歯を保つために不可欠です。

 

歯並びを整えるためには、日常的なケアや生活習慣の改善が重要です。毎日のブラッシングだけでなく、癖の改善やよく噛む習慣をつけることで、歯並びの乱れを予防できます。また、定期的な歯科チェックを受けることで、歯や顎の健康を長期間にわたって守ることができます。

 

10.歯並びが悪くなる原因と矯正治療に関するよくある質問

歯並びの問題は多くの方が悩む課題ですが、矯正治療を通じて美しい歯並びを手に入れることが可能です。矯正治療を考える際に、患者様からよく寄せられる質問にお答えし、治療に関する不安や疑問を解消するお手伝いをいたします。

 

何歳から矯正が必要ですか?

矯正治療を始める適切な時期は、患者様の歯並びの状態や成長段階によって異なります。一般的には、6歳から12歳頃の乳歯から永久歯への移行期が、歯並びの改善に理想的な時期です。この時期に治療を始めることで、顎の成長をコントロールしながら、歯が正しい位置に生えるようにサポートできます。

大人の患者様ももちろん治療可能です。成長が終わった後でも、矯正治療によって歯並びを整えることができます。インビザラインなど、目立たない矯正器具を使用することで、治療中でも自然な見た目を保つことができるため、社会的なシーンでも安心して治療を受けられます。

 

矯正治療中に気をつけるべきことは?

矯正治療中は、日常のケアがとても重要です。矯正器具を装着している間は、器具の隙間に食べ物のカスが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。以下の点に注意することで、健康な口腔状態を保ちながら治療を進めることができます。

  • 食事に注意する:特に硬い食べ物や粘着性のある食べ物は、器具が壊れる原因となります。ガムやキャラメルなどは避け、ナッツや硬いフルーツを食べる際は細かく切るなど、注意しましょう。
  • 毎日のブラッシングを徹底する:矯正器具があると、歯の隅々まで磨くことが難しくなります。フロスや歯間ブラシを使って、器具の周りや歯と歯の間をしっかりと清掃することが大切です。
  • 定期的に歯科医に通う:矯正治療中は、定期的な診察やクリーニングが重要です。治療が順調に進んでいるか、器具に不具合がないかを確認するためにも、定期的な通院が必要です。

 

治療後の後戻りを防ぐ方法は?

矯正治療が完了した後も、後戻りのリスクを防ぐためのケアが必要です。歯は常に周囲の筋肉や舌の力に影響を受けており、治療後に元の位置に戻ろうとすることがあります。後戻りを防ぐための最も効果的な方法は、リテーナーと呼ばれる保定装置を使用することです。

  • リテーナーの使用:治療後は、歯が安定するまでの期間、リテーナーを装着します。リテーナーは、歯が新しい位置にしっかり固定されるようサポートします。医師の指示に従って、リテーナーを適切に使用することが重要です。
  • 定期的なチェック:矯正治療が終了した後も、定期的な歯科検診を受けることが大切です。歯並びや噛み合わせに異常がないかを確認し、必要に応じてメンテナンスを行うことで、長期的に美しい歯並びを維持することができます。

 

矯正治療は、年齢に関係なく受けられる治療であり、しっかりとしたケアを行うことで、理想の歯並びを長期間維持することが可能です。治療中や治療後の注意点をしっかり守り、定期的な歯科検診を受けることで、健康な口腔環境を保ちつつ、美しい笑顔を手に入れることができます。

銀座矯正歯科では、患者様一人ひとりに最適な治療プランを提供し、治療後のメンテナンスもしっかりサポートいたします。矯正治療に関するご質問や不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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東京都銀座駅の矯正歯科
銀座矯正歯科
〒104-0061
東京都中央区銀座3-3-14
銀座グランディアビルⅡ 6F
☎︎03-3567-5454
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*監修者

医療法人社団 真美会 銀座矯正歯科

院長 中嶋 亮

*経歴

1998年 富山県立富山中部高等学校卒業。1998~2004年 日本大学松戸歯学部

2004~2008年 日本大学大学院(歯科矯正学専攻)。

2008~2012年 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 助手(専任扱)。

2012~2020年 医療社団法人真美会 銀座矯正歯科 アシスタントドクター。

2013~2014年 ニューヨーク大学CDEP 矯正学修了。

2014~2018年 日本大学松戸歯学部 顎顔面外科学講座 兼任講師。

2014~2015年 カリフォルニア州立大学LA校CDEP 矯正学修了。

2019~2023年 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 兼任講師。

2021年~ 医療社団法人真美会 銀座矯正歯科 院長。

2022年~ 一般社団法人日本デジタル矯正歯科学会 理事・学術担当。

2023年~ 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 クリニカルアドバイザー。

2023年~ Digital Dentistry Society Ambassador (Japan)。

2023年~ 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 同門会副会長。

2023年~ Ray Face  (Ray Dent, Korea) Key Opinion Leader。

*主な所属学会

日本矯正歯科学会(認定医)

International Congress of Oral Implantologists (ICOI) インプラント矯正認定医

Digital Dentistry Society 日本アンバサダー

先進歯科画像研究会(ADI)歯科用CT認定医

・厚生労働省認定 歯科臨床研修指導医

日本美容外科学会(JSAPS)関連会員

・Orthopaedia and Solutions マネージャー

BIODENT 寿谷法コルチコトミーベーシックコース インストラクター

BIODENT モディファイドコルチコトミーコース インストラクター

・(株)YDM 矯正器材アドバイザー

・ABO Journal Club 主宰

・Cutting Edge of Digital Orthodontics 主宰

*論文・学会発表

  • ・加速矯正とアライナー治療による治療期間のコントロール ザ・クインテッセンス2022年11月号
  • ・進化するデジタル歯科技術Extra モディファイドコルチコトミー法とSureSmileによる矯正治療 日本歯科評論 81(8)=946:2021.8
  • ・進化するデジタル歯科技術 : 3Dプリンターは臨床をどう変革するか(4)矯正治療における3Dプリンターの臨床応用 日本歯科評論 81(4)=942:2021.4
  • ・矯正用光重合型レジン系接着システムの接着性能 接着歯学2013年31巻4号P159-166
  • ・歯科矯正学における3D診断および治療計画(翻訳)クインテッセンス出版
  • ・基礎から学ぶデジタル時代の矯正入門(翻訳統括)クインテッセンス出版
  • ・矯正歯科治療のためのコルチコトミー(翻訳)
  • ・Effects of compression force on fibroblast growth factor-2 and receptor activator of nuclear factor kappa B ligand production by periodontal ligament cells in vitro. J Periodontal Res. 2008 Apr;43(2):168-73.
  • ・Evaluation of the success rate of single- and dual-thread orthodontic miniscrews inserted in the palatal side of the maxillary tuberosity. J World Fed Orthod. 2022 Jun;11(3):69-74.
  • ・T-helper 17 cells mediate the osteo/odontoclastogenesis induced by excessive orthodontic forces. Oral Dis. 2012 May;18(4):375-88.
  • IL-8 and MCP-1 induced by excessive orthodontic force mediates odontoclastogenesis in periodontal tissues. Oral Dis. 2011 Jul;17(5):489-98.
  • ・Effects of HSP70 on the compression force-induced TNF-α and RANKL expression in human periodontal ligament cells. Inflamm Res. 2011 Feb;60(2):187-94.
  • ・Effects of relaxin on collagen type I released by stretched human periodontal ligament cells. Orthod Craniofac Res. 2009 Nov;12(4):282-8.
  • ・Levels of RANKL and OPG in gingival crevicular fluid during orthodontic tooth movement and effect of compression force on releases from periodontal ligament cells in vitro. Orthod Craniofac Res. 2006 May;9(2):63-70.

 

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