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2024.07.15

歯科矯正の歴史を知っていますか?矯正治療の進化とは?

1.歯科矯正の歴史

こんなお悩みありませんか?
  • ・歯並びが気になるけれど、矯正治療に不安がある
  • ・歴史的に見た矯正治療の進化を知りたい
  • ・現代の矯正技術がどれほど進んでいるのか知りたい

 

歯並びの改善や噛み合わせの向上を目指す矯正治療は、多くの方にとって大きな決断です。治療に対する不安や疑問を解消するためには、矯正治療がどのように進化してきたか、その歴史を知ることが重要です。この記事では、古代から現代に至るまでの歯科矯正の歴史と技術の進歩について詳しく解説します。

古代エジプトやギリシャ、ローマ時代に始まり、近代に至るまで様々な技術革新が行われてきました。エドワード・H・アングルの貢献や20世紀初頭の技術革新、現代のインビザラインやクリアアライナーの登場まで、矯正治療は驚くべき進化を遂げています。

本記事では、矯正治療の歴史とともに、現代の最新技術、治療の流れ、そして銀座矯正歯科の治療アプローチについてもご紹介します。これにより、矯正治療に対する理解が深まり、安心して治療を受けるための一助となれば幸いです。

 

2.歯科矯正の起源

古代エジプトから始まる歯科矯正の歴史

古代エジプトでは、美しい歯並びが社会的なステータスとされていました。そのため、歯の矯正技術が早くから発展していました。エジプトのミイラの中には、金のワイヤーで歯を固定していたものが見つかっており、これが世界最古の矯正装置とされています。古代エジプトの人々は以下のような方法を用いて歯を矯正していました。

・金のワイヤー: 歯を固定するために使用され、主に上流階級の人々に使用されました。

・天然素材: 木や植物の繊維も使われることがありました。

・独自の技術: 歯並びを美しく保つための独自の技術が発展しました。

 

紀元前のギリシャとローマでの矯正治療

古代ギリシャとローマでも、歯科矯正の技術は進化を遂げていました。紀元前5世紀頃のギリシャの医師ヒポクラテスや、紀元前1世紀のローマの医師クラウディウス・ガレノスが、歯の位置を正す方法について記述を残しています。ローマ時代には以下のような方法が使用されていました。

・指で歯を押す: 歯の位置を手で調整する方法。

・金属バンド: 歯を固定するために使用されました。

・初期のワイヤー技術: 金や青銅を使った簡易的な矯正装置。

これらの技術は、当時の人々が歯の健康と美しさをどれほど重視していたかを示しています。

 

中世ヨーロッパにおける歯科医療の発展

中世ヨーロッパにおいても、歯科医療は徐々に発展していきました。12世紀から16世紀にかけて、歯科治療は大きな進歩を遂げました。この時期には、歯科治療は主に理髪師によって行われ、「バーバー・サージャン」と呼ばれていました。彼らは以下のような方法で治療を行っていました。

・歯の抜歯: 痛みのある歯や病気の歯を抜く方法。

・簡単な矯正: 簡易的な装置を用いて歯の位置を調整。

・初期の書物: ガイ・ド・ショーリャックが歯科医療についての重要な著書を執筆し、矯正技術についても述べました。

これらの進歩により、歯科矯正に対する理解が深まり、近代歯科矯正の基礎が築かれました。

 

このように、歯科矯正の歴史は古代エジプト、紀元前のギリシャとローマ、中世ヨーロッパといった長い歴史を持っています。古代から中世にかけての技術と知識の積み重ねが、現代の歯科矯正技術の発展に繋がっています。これらの歴史を知ることで、現在の治療技術への理解と信頼が深まることでしょう。

 

3.近代歯科矯正の誕生

歯科矯正の歴史は古代から中世を経て、近代に大きな革新を迎えました。18世紀から19世紀にかけて、歯科矯正の技術と理論は飛躍的に進化し、現代の治療法の基礎が築かれました。ここでは、近代歯科矯正の誕生とその発展について詳しくご紹介します。

 

18世紀から19世紀にかけての革新

18世紀に入ると、フランスの歯科医師ピエール・フォシャールが歯科矯正の基礎を築きました。彼は1728年に「歯科外科医、あるいは歯の概論」という著書を発表し、そこで金属ワイヤーを使った矯正装置を提案しました。この装置は「フォシャールのバンド」と呼ばれ、歯列を外側に広げるために使用されました。これが現代の歯科矯正装置の源流となります。

 

初期の矯正装置とその技術

19世紀に入ると、アメリカでも歯科矯正の研究が進みました。アメリカの歯科医師ノーマン・W・キングスレーは、効率的に歯を動かすための装置について研究し、現在も使用されている矯正装置の基礎を築きました。彼が考案した「ジャンピングプレート」は、小児矯正で用いられる装置で、上の前歯を引っ込めて噛み合わせを正常化するために使用されます。

 

エドワード・H・アングルの貢献

近代歯科矯正学の父と呼ばれるエドワード・H・アングル博士は、1900年代初頭に矯正歯学の理論を確立しました。彼は不正咬合の分類を行い、それぞれの治療法を提案しました。特に彼が発明した「エッジワイズ法」は、歯にブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯を動かす方法であり、現代のワイヤー矯正の基礎となっています。この方法は、強い力で歯を動かすことができ、複雑な歯の移動も可能にしました。

アングル博士は、1900年に矯正歯科学校を設立し、そこで多くの歯科医師を育成しました。彼の教えは現在も受け継がれ、エッジワイズ法は多くの歯科医院で採用されています。

 

18世紀から19世紀にかけての革新は、現代の歯科矯正技術の基礎を築きました。ピエール・フォシャールやノーマン・W・キングスレー、エドワード・H・アングルの貢献により、矯正治療は飛躍的に進化しました。銀座矯正歯科では、これらの歴史的背景と最新の技術を融合させ、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。歴史とともに進化する矯正治療を通じて、安心して治療を受けていただける環境を整えています。

 

4.矯正治療の進化

歯科矯正の技術は、20世紀初頭から飛躍的に進化しました。これにより、多くの患者様がより効果的で快適な治療を受けられるようになりました。ここでは、20世紀初頭の技術革新、ブラケットとワイヤーの登場、そして矯正治療の標準化と普及について詳しく説明します。

 

20世紀初頭の技術革新

20世紀初頭は、歯科矯正における革新的な時代でした。この時期に、現代の矯正治療の基礎が築かれました。特に、エドワード・H・アングル博士の貢献が大きく、彼の理論と技術が矯正治療の発展を支えました。

・エッジワイズ法の確立: アングル博士は、不正咬合の種類に応じた治療法を提案し、エッジワイズ法を発明しました。これは、歯に装置をつけ、ワイヤーを通して歯を動かす方法で、現在のワイヤー矯正の基礎となっています。

・不正咬合の分類: 1899年にアングル博士は、上下第一大臼歯の噛み合わせの関係をもとに、不正咬合を分類しました。この分類は現在も診断基準として使用されています 。

 

ブラケットとワイヤーの登場

20世紀に入ると、ブラケットとワイヤーを用いた矯正治療が主流となりました。これにより、治療の精度と効率が大幅に向上しました。

・ブラケット矯正の普及: ブラケットとワイヤーを使った矯正装置は、アングル博士によって確立されました。これにより、歯を強い力で効率的に動かすことが可能になりました 。

・セラミックとプラスチックのブラケット: 1980年代には、見た目に配慮したセラミックやプラスチック製のブラケットが開発されました。これにより、装置が目立ちにくくなり、患者様の治療に対する心理的負担が軽減されました 。

 

矯正治療の標準化と普及

20世紀後半からは、矯正治療の標準化と普及が進み、より多くの人々が矯正治療を受けられるようになりました。

・ダイレクトボンディング法の開発: 1971年に東京医科歯科大学の三浦不二夫教授が、歯に直接ブラケットを接着するダイレクトボンディング法を開発しました。この方法は、効率的に力をかけることができ、現在も広く使用されています 。

・インビザラインの登場: 1999年には、透明なプラスチック製のマウスピースを用いた矯正治療、インビザラインが登場しました。これにより、装置が目立たず、取り外しが可能であるため、患者様の生活の質が向上しました 。

 

20世紀初頭からの技術革新、ブラケットとワイヤーの登場、そして矯正治療の標準化と普及により、現代の矯正治療は飛躍的に進化しました。これにより、多くの患者様がより快適で効果的な治療を受けられるようになっています。

銀座矯正歯科では、これらの歴史的背景と最新の技術を融合させ、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。安心して治療を受けていただけるよう、常に最新の技術とエビデンスに基づいた治療を提供しています。

 

5.現代の矯正技術

歯科矯正の技術は近年急速に進化し、患者様にとってより快適で効果的な治療が可能となっています。ここでは、インビザラインやクリアアライナーの登場、デジタル技術の導入とその効果、そして矯正装置の進化と患者様の快適性向上について詳しく説明します。

 

インビザラインやクリアアライナーの登場

インビザラインは、1990年代前半にアメリカの大学生によって開発されたマウスピース型の矯正装置です。この画期的な矯正方法は、従来のワイヤー矯正と比べて目立たず、取り外しが可能なため、患者様の日常生活に与える影響が少ないという利点があります 。

・インビザラインの利点:

*透明で目立たないため、矯正中も自信を持って笑顔を保てます。

*取り外しが可能で、食事や歯磨きがしやすい。

*治療計画がデジタル化されており、正確なシミュレーションが可能。

 

デジタル技術の導入とその効果

デジタル技術の進化により、矯正治療はますます精密で効率的になっています。口腔内スキャナーを用いて短時間で歯型を取ることができ、治療の計画やシミュレーションもデジタル化されています。これにより、治療の正確性が向上し、治療期間の短縮が実現しています 。

・デジタル技術の利点:

*3Dスキャンにより、歯の状態を詳細に把握。

*治療計画のシミュレーションが可能で、治療後の結果を視覚的に確認できる。

*リモートモニタリングにより、治療の進捗を遠隔で確認し、必要に応じて調整が可能。

 

矯正装置の進化と患者の快適性向上

矯正装置は、素材や設計の面で大きな進化を遂げています。従来の金属製のブラケットに加え、セラミックやプラスチック製の目立たないブラケットが開発され、患者様の見た目への配慮がなされています。また、矯正装置自体も改良され、より少ない痛みで効果的に歯を動かすことが可能となりました。

・進化した矯正装置:

*セラミックやプラスチック製のブラケットで目立たない。

*新素材の使用で痛みや不快感を軽減。

*デジタル技術により、装置の精度が向上。

 

現代の矯正技術は、インビザラインやクリアアライナーの登場により大きく進化しました。デジタル技術の導入により、治療の正確性と効率が向上し、患者様の快適性も大幅に向上しています。銀座矯正歯科では、これらの最新技術を活用し、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。安心して治療を受けていただけるよう、常に最新の技術とエビデンスに基づいた治療を提供しています。

 

6.歯科矯正のメリットとデメリット

矯正治療の主なメリット

歯科矯正には多くのメリットがあります。以下に、矯正治療の代表的なメリットをいくつかご紹介します。

・むし歯・歯周病になりにくい: 歯並びが良くなることで歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが低減します 。

・清潔感があり自信をもって笑える: 歯並びが整うことで、清潔感や知性を感じさせ、周囲に好印象を与えることが期待できます 。

・顔のバランスが整う: 矯正治療により、顔の筋肉の歪みが改善され、輪郭が整います 。

・生涯食事がおいしく食べられる: 歯並びが良くなることで、歯の健康が保たれ、生涯にわたっておいしい食事が楽しめます 。

・顎の関節の不調が軽減: 矯正治療により、顎の成長異常を防ぎ、顎関節の不調を軽減することができます 。

 

治療中の不便さとその対策

矯正治療中には、以下のような不便さが生じることがありますが、それぞれに対策が存在します。

・違和感: 矯正装置を装着すると、初めは違和感があるかもしれません。特に舌や口内に装置が当たることで、痛みや口内炎が発生することがあります 。

・食事の不便: 矯正装置に食べ物が挟まりやすくなり、食事が不便に感じることがあります。これに対して、柔らかい食べ物を選ぶことや、食後にしっかりと歯を磨くことで対処できます 。

・口内衛生の管理: 矯正装置があることで歯磨きが難しくなり、むし歯や歯肉炎のリスクが高まります。専用の歯ブラシやフロスを使用して、丁寧に歯を磨くことが重要です 。

・治療期間の長さ: 矯正治療は長期間にわたることが多いです。しかし、治療の進行を定期的に確認し、適切なフォローアップを行うことで、効果的に治療を進めることができます 。

 

矯正治療がもたらす長期的な効果

矯正治療は、長期的に見ると非常に多くのポジティブな効果をもたらします。

・歯の寿命が延びる: 正しい噛み合わせになることで、歯への負担が減り、歯の寿命が延びます 。

・口元の美しさが保たれる: 矯正治療により、口元の美しさが保たれ、自信を持って笑顔を見せることができます 。

・健康的な口腔環境が維持される: 歯並びが良くなることで、歯磨きがしやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが減少します 。

 

矯正治療には多くのメリットがあり、患者様の生活の質を大きく向上させることができます。一方で、治療中にはいくつかの不便さが生じることもありますが、適切な対策を講じることでこれらを乗り越えることができます。長期的には、矯正治療がもたらす健康的な効果を享受し、快適な生活を送ることができるでしょう。

銀座矯正歯科では、患者様一人ひとりに最適な治療を提供し、安心して治療を受けていただけるよう努めています。信頼できる矯正治療を通じて、美しい笑顔と健康的な口腔環境を手に入れましょう。

 

7.矯正治療の選び方

自分に合った矯正装置の選び方

歯科矯正の選択肢は多岐にわたります。以下は、各装置の特徴と選び方のポイントです。

・裏側矯正(舌側矯正):

*メリット: 歯の裏側に装置を装着するため、外からはほとんど見えません。美意識が高い患者様やプロフェッショナルなシーンでの使用に適しています。

*デメリット: 初めは舌が装置に当たることで違和感を感じることがあります。治療初期の発音に少し注意が必要です。

*適応: 美観を重視する方、仕事や日常生活で装置を目立たせたくない方におすすめです。

・マウスピース型矯正装置(インビザライン):

*メリット: 透明で目立たず、取り外しが可能なため食事や歯磨きがしやすいです。金属アレルギーのある方にも適しています。

*デメリット: 治療力が弱いため、複雑な歯の移動には向かない場合があります。

*適応: 軽度から中等度の歯並びの改善を希望する方、金属アレルギーのある方におすすめです。

・表側矯正(ワイヤー矯正):

*メリット: 強力な矯正力を持ち、広範なケースに対応可能です。治療経過が視覚的に確認しやすいです。

*デメリット: 装置が外側に見えるため、特に大人の患者様からは目立つと感じられることがあります。

*適応: 重度の不正咬合を治療したい方、強力な矯正力を必要とする方におすすめです 。

 

治療期間と費用の目安

矯正治療の期間と費用は、使用する装置や治療の難易度によって異なります。以下は、一般的な目安です。

①裏側矯正:

治療期間: 1.53

費用: 70万円〜150万円

②マウスピース型矯正装置(インビザライン):

治療期間: 12

費用: 50万円〜100万円

③表側矯正(ワイヤー矯正):

治療期間: 1.53

費用: 50万円〜120万円

 

治療前のカウンセリングの重要性

矯正治療を始める前に、詳細なカウンセリングを受けることが重要です。カウンセリングでは、以下の点について確認しましょう。

・治療方法の選択:

各治療法のメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法を選択することができます。

・治療計画の立案:

治療の流れや期間、費用について具体的な説明を受けることができます。これにより、治療に対する安心感が得られます。

・疑問や不安の解消:

専門のスタッフや医師に直接質問し、治療に関する不安や疑問を解消することができます。

銀座矯正歯科では、患者様一人ひとりに最適な治療を提供するため、詳細なカウンセリングを行っています。治療前にしっかりと相談し、自分に合った治療法を見つけましょう 。

 

矯正治療は、多くの選択肢があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分に合った治療法を選び、治療期間や費用を理解し、治療前のカウンセリングでしっかりと準備することが重要です。銀座矯正歯科では、最新の技術と豊富な経験を活かし、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。安心して治療を受けていただけるよう、常に最新の技術とエビデンスに基づいた治療を提供しています。

 

8.矯正治療の流れ

矯正治療は、計画からメンテナンスまで段階的に進められます。以下に、初診から治療完了までの一般的なステップと、各ステップでの患者様の役割、治療後のフォローアップについて詳しくご紹介します。

 

初診から治療完了までのステップ

①予診表の請求と記入

*来院前の準備: 予診表をホームページから請求し、治療方針を理解した上で、カウンセリングの予約を行います。記入した予診表は、カウンセリング時に持参します。

*身分証の提示: 初回相談時には、身分証(保険証や運転免許証など)の提示が必要です。

②カウンセリングと治療計画の立案

*初回相談: 矯正治療に関するDVDを視聴し、トリートメントコーディネーター(TC)がカウンセリングを行います。患者様のご要望や不安を聞き、ドクターと連携して具体的な治療法を提案します 。

*精密検査: レントゲン撮影、CTスキャン、口腔内写真撮影、歯型の採取を行います。これにより、歯や顎の状態を詳細に把握します 。

*診断と治療計画の立案: 検査結果をもとに、患者様に適した治療計画を立案し、インフォームドコンセント(説明と同意)を行います 。

③矯正装置の装着と調整

*装置の装着: 矯正装置を装着し、必要に応じて手術(ヘミオステオトミー)を行います。装置装着後は定期的に来院し、治療の進行をチェックします 。

④動的処置と調整

*定期調整: 1〜2週間ごとに来院し、治療の進行に応じた調整を行います。一般的な矯正治療では34週間に1回の調整が行われますが、スピード重視の治療の場合は頻度が高くなります 。

⑤矯正装置の除去と保定治療

*装置の除去: 歯の動的処置が完了したら、矯正装置を除去します 。

*保定装置の装着: 歯が元の位置に戻らないよう、保定装置を装着します。この期間は12年で、数か月に1回の来院が必要です 。

 

各ステップでの患者様の役割

・予診表の記入と身分証の提示: 予診表の記入と持参、初回相談時の身分証の提示を行います。

・カウンセリングへの積極的な参加: ご要望や不安を率直に伝え、治療計画の説明を理解します。

・定期的な来院と治療への協力: 定期的に来院し、治療の進行に協力します。矯正装置の手入れや、医師の指示に従うことが重要です。

 

治療後のフォローアップ

治療完了後も、定期的なメンテナンスが必要です。

・定期メンテナンス: 矯正治療中にできた虫歯や歯周病のリスクを軽減するため、定期的なクリーニングを行います。メンテナンスを続けることで、矯正治療で得られた理想的な歯並びを長く保つことができます 。

・後戻り防止: 保定装置の装着期間中は、数か月に1回のペースで来院し、歯並びの安定を確認します。保定装置の取り扱いについても注意が必要です 。

 

矯正治療は、初診から治療完了まで多くのステップがありますが、それぞれの段階で患者様の積極的な協力が必要です。銀座矯正歯科では、患者様一人ひとりに最適な治療を提供し、安心して治療を受けていただける環境を整えています。矯正治療の流れをしっかり理解し、各ステップでの役割を果たすことで、理想的な歯並びと健康的な口腔環境を手に入れましょう。

 

9.銀座矯正歯科の治療アプローチ

クリニックの特徴と実績

銀座矯正歯科は、東京の中心地に位置し、アクセスしやすい立地にあります。患者様に快適な治療環境を提供し、美しい笑顔を追求するための最適な治療を行っています。

・豊富な実績: 銀座矯正歯科は多くの患者様に信頼されてきた歴史があり、これまでに数千人の患者様が治療を受け、満足のいく結果を得ています。

・多様な治療経験: 銀座矯正歯科は、子供から大人まで幅広い年齢層の患者様に対応しています。特に複雑なケースや高度な技術を要する治療にも豊富な経験を持っています。

・治療スピードのコントロール: 矯正治療のスピードをコントロールし、短期間での治療を実現しています。これにより、患者様のライフスタイルに合わせた柔軟な治療が可能です。

 

最新技術と設備の紹介

銀座矯正歯科では、最新の技術と設備を導入し、患者様に最高水準の治療を提供しています。

・デジタルシステムの活用: 当院では3Dプランニングを行い、治療計画をデジタル化しています。これにより、歯の動きを最短距離で行い、治療期間を短縮することが可能です。

・レーザー治療: 痛みを軽減するためにレーザー治療を導入しており、治療中の不快感を最小限に抑えています。

・ピエゾサージェリー: 安全性と効果を最大限に活用するピエゾサージェリーを用いた治療計画を立案し、成人矯正の問題点を軽減します。

 

患者様一人ひとりに合わせたカスタマイズドケア

銀座矯正歯科では、患者様一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。

・オーダーメイド治療計画: 患者様の歯の状態やライフスタイルに合わせたカスタマイズドケアを行い、最適な治療計画を提案します。初診から治療終了まで、患者様のニーズを最優先に考えています。

・トリートメントコーディネーター(TC: 当院では、ドクターと患者様の間に立ち、治療内容や技術についてわかりやすく説明するトリートメントコーディネーターを配置しています。これにより、患者様の不安や疑問を早期に解消し、満足度の高い治療を提供しています。

・継続的なフォローアップ: 治療終了後も定期的なフォローアップを行い、患者様の歯の健康を維持します。これにより、治療効果を長期間にわたり保つことができます。

 

銀座矯正歯科では、豊富な実績と最新の技術を活かし、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。安全性と信頼性にこだわり、患者様が安心して治療を受けられる環境を整えています。詳細なカウンセリングを通じて、患者様のニーズに応じたオーダーメイドの治療計画を立案し、美しい笑顔と健康な口腔環境を実現します。

 

10.矯正治療を受ける前に知っておくべきこと

初診カウンセリングの重要性

矯正治療を始める前の初診カウンセリングは非常に重要です。銀座矯正歯科では、初回カウンセリングを通じて、患者様のご要望やお悩みを丁寧に伺います。このプロセスでは、トリートメントコーディネーター(TC)とドクターが連携し、患者様が持つ疑問点や不安を解消することを目的としています。

・初回カウンセリング:

*治療方法や期間、費用についての詳細な説明

*予診表の記入と身分証の提示

*レントゲンやCTスキャン、口腔内写真撮影などの精密検査

*治療計画の立案とインフォームドコンセント(説明と同意)

初診カウンセリングを受けることで、治療の全体像が明確になり、安心して治療を始めることができます。

 

治療計画の立て方と費用の見積もり

矯正治療は一人ひとり異なるため、詳細な治療計画と費用の見積もりが必要です。銀座矯正歯科では、精密検査の結果をもとに、患者様に最適な治療計画を立案します。

・治療計画の立案:

*精密検査結果を基にした詳細な診断

*患者様の希望に合わせた治療法の提案

*治療期間と費用の見積もり

治療計画の立案は、インフォームドコンセントを通じて、患者様と医師が治療内容に合意した上で進められます。具体的な治療費や期間についても透明性を持って説明されます​

 

患者様とのコミュニケーションと信頼関係

矯正治療は長期間にわたるため、患者様とのコミュニケーションと信頼関係が非常に重要です。銀座矯正歯科では、以下のような取り組みを行っています。

・トリートメントコーディネーター(TC)の導入:

*TCが患者様の相談役として、治療内容や技術についてわかりやすく説明

*患者様の不安や疑問を早期に解消し、満足度の高い治療を提供

・継続的なフォローアップ:

*治療終了後も定期的なチェックとメンテナンス

*長期的な歯の健康と美しさを維持するためのサポート

これにより、患者様は安心して治療を受けることができ、治療効果も長く持続します。

 

矯正治療を受ける前には、初診カウンセリングで治療の全体像を理解し、詳細な治療計画と費用の見積もりを確認することが重要です。銀座矯正歯科では、患者様一人ひとりに最適な治療を提供し、長期的なフォローアップで安心して治療を受けられる環境を整えています。信頼関係を築きながら、美しい笑顔と健康な口腔環境を実現しましょう。

 

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東京都銀座駅の矯正歯科
銀座矯正歯科
〒104-0061
東京都中央区銀座3-3-14
銀座グランディアビルⅡ 6F
☎︎03-3567-5454
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*監修者

医療法人社団 真美会 銀座矯正歯科

院長 中嶋 亮

*経歴

1998年 富山県立富山中部高等学校卒業。1998~2004年 日本大学松戸歯学部

2004~2008年 日本大学大学院(歯科矯正学専攻)。

2008~2012年 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 助手(専任扱)。

2012~2020年 医療社団法人真美会 銀座矯正歯科 アシスタントドクター。

2013~2014年 ニューヨーク大学CDEP 矯正学修了。

2014~2018年 日本大学松戸歯学部 顎顔面外科学講座 兼任講師。

2014~2015年 カリフォルニア州立大学LA校CDEP 矯正学修了。

2019~2023年 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 兼任講師。

2021年~ 医療社団法人真美会 銀座矯正歯科 院長。

2022年~ 一般社団法人日本デジタル矯正歯科学会 理事・学術担当。

2023年~ 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 クリニカルアドバイザー。

2023年~ Digital Dentistry Society Ambassador (Japan)。

2023年~ 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 同門会副会長。

2023年~ Ray Face  (Ray Dent, Korea) Key Opinion Leader。

*主な所属学会

日本矯正歯科学会(認定医)

International Congress of Oral Implantologists (ICOI) インプラント矯正認定医

Digital Dentistry Society 日本アンバサダー

先進歯科画像研究会(ADI)歯科用CT認定医

・厚生労働省認定 歯科臨床研修指導医

日本美容外科学会(JSAPS)関連会員

・Orthopaedia and Solutions マネージャー

BIODENT 寿谷法コルチコトミーベーシックコース インストラクター

BIODENT モディファイドコルチコトミーコース インストラクター

・(株)YDM 矯正器材アドバイザー

・ABO Journal Club 主宰

・Cutting Edge of Digital Orthodontics 主宰

*論文・学会発表

  • ・加速矯正とアライナー治療による治療期間のコントロール ザ・クインテッセンス2022年11月号
  • ・進化するデジタル歯科技術Extra モディファイドコルチコトミー法とSureSmileによる矯正治療 日本歯科評論 81(8)=946:2021.8
  • ・進化するデジタル歯科技術 : 3Dプリンターは臨床をどう変革するか(4)矯正治療における3Dプリンターの臨床応用 日本歯科評論 81(4)=942:2021.4
  • ・矯正用光重合型レジン系接着システムの接着性能 接着歯学2013年31巻4号P159-166
  • ・歯科矯正学における3D診断および治療計画(翻訳)クインテッセンス出版
  • ・基礎から学ぶデジタル時代の矯正入門(翻訳統括)クインテッセンス出版
  • ・矯正歯科治療のためのコルチコトミー(翻訳)
  • ・Effects of compression force on fibroblast growth factor-2 and receptor activator of nuclear factor kappa B ligand production by periodontal ligament cells in vitro. J Periodontal Res. 2008 Apr;43(2):168-73.
  • ・Evaluation of the success rate of single- and dual-thread orthodontic miniscrews inserted in the palatal side of the maxillary tuberosity. J World Fed Orthod. 2022 Jun;11(3):69-74.
  • ・T-helper 17 cells mediate the osteo/odontoclastogenesis induced by excessive orthodontic forces. Oral Dis. 2012 May;18(4):375-88.
  • IL-8 and MCP-1 induced by excessive orthodontic force mediates odontoclastogenesis in periodontal tissues. Oral Dis. 2011 Jul;17(5):489-98.
  • ・Effects of HSP70 on the compression force-induced TNF-α and RANKL expression in human periodontal ligament cells. Inflamm Res. 2011 Feb;60(2):187-94.
  • ・Effects of relaxin on collagen type I released by stretched human periodontal ligament cells. Orthod Craniofac Res. 2009 Nov;12(4):282-8.
  • ・Levels of RANKL and OPG in gingival crevicular fluid during orthodontic tooth movement and effect of compression force on releases from periodontal ligament cells in vitro. Orthod Craniofac Res. 2006 May;9(2):63-70.

 

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