こんにちは。銀座矯正歯科です。
「矯正治療をどこで受けるべきか迷っている…」「失敗したくないから、事前に知っておきたいことがある…」と感じている方はいませんか?矯正治療は大きな決断だからこそ、信頼できるクリニック選びがとても重要です。銀座矯正歯科では、患者様一人ひとりの理想を叶えるために、専門的な技術と安心のサポート体制を整えています。
今回は、矯正治療の選び方やポイントを解説していきます。一般歯科との違いから、技術の重要性、治療法の選び方まで、失敗しないためのヒントをお伝えします。
1.こんなお悩みありませんか?
- ・矯正治療をどこで受けるか迷っている
- ・失敗しないために知っておきたいポイントとは
- 歯列矯正は見た目を美しくするだけでなく、噛み合わせを改善し、健康にも良い影響を与えます。だからこそ、信頼できる歯科医院を選び、安心して治療に取り組むことが大切です。患者様が安心して治療を受けられるよう、納得のいくカウンセリングと、丁寧なサポートがある医院を選びましょう。
2.矯正歯科とは?
矯正歯科は、歯並びや噛み合わせの問題を専門的に治療する分野です。一般歯科とは異なり、歯を動かして理想的な歯列を作り、見た目と健康の両面で改善を目指します。ここでは、矯正歯科の特徴とそのメリットについて解説します。
一般歯科との違いとは?
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- 一般歯科:虫歯や歯周病の治療、予防を行い、歯と口の健康を維持することが主な役割です。
- 矯正歯科:歯並びや噛み合わせの問題を解決し、歯の移動によって顔のバランスや噛む機能の向上を目指す治療を行います。
- 矯正歯科では、専門的な知識と技術が求められ、治療に時間がかかることが一般的です。治療期間は数ヶ月から数年に及びますが、長期的な視点で健康と美しさを手に入れることができます。
矯正歯科で治療を受けるメリット
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- 噛み合わせの改善:正しい噛み合わせは、顎関節症や頭痛、肩こりの予防に効果的です。
- 口腔内の健康維持:歯が整うことで、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが減少します。
- 消化機能の向上:食べ物をしっかりと噛むことができるようになるため、消化が改善され、全身の健康にも良い影響を与えます。
- 個別対応の治療計画:患者様一人ひとりに合わせた治療計画が立てられるため、最適な治療を受けることができます。
歯並びの改善
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- 歯列矯正によって整った歯並びは、清潔感を高め、周囲に良い印象を与えます。
- 歯並びが整うことで、笑顔に自信が生まれ、コミュニケーションがよりスムーズになります。
- 顔全体のバランスが整うことで、若々しく健康的な印象を与え、自己管理ができているという印象を与えます。
- 美しい笑顔を得ることで、プライベートや仕事の場面での自信が高まり、より積極的な生活を送ることができます。
矯正歯科での治療は、外見の向上だけでなく、健康面でも多くのメリットをもたらします。歯並びが整うことで、見た目の変化だけでなく、心身ともにより良い状態を手に入れることができるのです。
3.矯正歯科選びの重要性
歯列矯正は、長期間にわたる治療であるため、クリニックや歯科医師の選び方が非常に重要です。正しい歯医者を選ぶことで、治療の質が大きく変わるだけでなく、最終的な結果にも大きな影響を与えます。ここでは、矯正歯科選びがなぜ大切なのかを説明します。
技術の違いが結果を左右する理由
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- 矯正治療には高度な技術が求められます。歯の移動を計画的に行うことが必要で、その精度によって最終的な歯並びや噛み合わせの質が決まります。経験豊富な歯科医師は、さまざまな症例に対応できるため、患者様一人ひとりに合った最適な治療を提供できます。
- 技術的なミスや計画不足があると、治療が長引いたり、歯が思ったように動かなかったりすることがあります。技術力のある歯医者を選ぶことで、治療の進行がスムーズになり、予期しないトラブルを防ぐことができます。
選び方を間違えるとどうなるのか?
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- 技術が不足しているクリニックや、治療経験が浅い歯科医師を選ぶと、結果が理想的ではなくなる可能性があります。例えば、歯が思うように動かない、噛み合わせが不自然になるなどの問題が起こることがあります。
- 治療期間が無駄に長引いたり、痛みや不快感が強くなるケースもあります。また、適切なアフターケアが行われない場合、後々のトラブルに繋がる可能性もあります。
矯正治療を成功させるクリニックの特徴
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- 経験豊富な医師:矯正歯科医師の経験や実績は、治療の成功に直結します。多くの症例を手がけた医師ほど、様々な患者様に対応できるスキルを持っています。
- 最新の設備と技術:最新の矯正技術や設備を取り入れているクリニックは、より精密で安全な治療を提供できる可能性が高いです。特に、3Dスキャナーやインビザラインなどの最新技術を使った治療は、患者様の負担を軽減し、より効果的な結果を期待できます。
- 信頼できるカウンセリング:治療を始める前に、患者様の悩みや希望をしっかりと聞き、丁寧にカウンセリングを行うクリニックは信頼できます。治療のメリットやデメリット、期間や費用についても詳しく説明し、患者様が納得した上で治療を進められる体制が整っていることが大切です。
- アフターケアが充実している:矯正治療は、治療後のアフターケアも非常に重要です。定期的なメンテナンスや、後戻りを防ぐためのリテーナーの指導など、長期的なフォローがしっかりしているクリニックを選びましょう。
正しい矯正歯科を選ぶことは、患者様が理想の歯並びを手に入れるための第一歩です。技術力のある医師、最新の設備、そして丁寧なカウンセリングとアフターケアが揃っているクリニックを選び、安心して治療を進めましょう。
4.選び方の基本ポイント
歯列矯正を成功させるためには、どのクリニックで治療を受けるかが非常に重要です。選ぶ際の基準をしっかり押さえて、安心して治療を受けられる場所を見つけましょう。ここでは、矯正治療を受ける際に知っておくと役立つ3つのポイントをご紹介します。
日本矯正歯科学会認定医の有無
まず一つ目にチェックしていただきたいのが、日本矯正歯科学会の認定医が在籍しているかどうかです。この認定は、矯正治療の専門的な知識と高度な技術を持つ医師に与えられるもので、厳しい審査基準をクリアした証です。特に歯並びの状態が難しいケースや、安心して治療を進めたい方には、認定医による診療が大きなメリットとなります。認定医の存在は、そのクリニックの信頼性を確認する重要なポイントです。
専門医と一般医の違い
矯正治療は、一般歯科でも提供しているクリニックがありますが、矯正治療を専門にしている医師と一般医との間には、経験や知識の違いが大きく出ることがあります。矯正治療の専門医は、毎日さまざまな歯並びの治療に取り組んでいるため、より精度の高い治療が期待できます。特に、複雑な症例やより短期間での治療を希望される患者様にとっては、専門医を選ぶことが安心です。クリニックを選ぶ際は、担当医が矯正治療に特化しているかどうかも確認しましょう。
経験豊富な医師による診療
最後に、医師の経験も重要な要素です。経験豊富な医師は、多くの症例を治療してきたため、さまざまなトラブルや予期せぬ状況に対して的確な対応ができる力があります。また、個々の患者様に合った最適な治療プランを立てることができ、より満足度の高い治療が期待できます。治療期間や歯の動きの具合は人それぞれ異なりますが、経験豊富な医師であれば、その違いに応じた最適な対応をしてくれます。クリニックを選ぶ際には、医師の実績や治療経験を確認することが大切です。
歯列矯正は、人生に大きなプラスの変化をもたらす治療です。そのため、信頼できるクリニックや医師を選ぶことが何よりも大切です。適切な選び方をすれば、長い治療期間も安心して進めることができ、より良い結果を得ることができます。
5.治療法の選び方
歯列矯正を始める際、患者様にとって最も大切なポイントの一つは、どの治療法が自分に合っているのかをしっかりと見極めることです。それぞれの治療法にはメリットやデメリットがありますので、生活スタイルや希望に応じた方法を選ぶための参考にしてください。
矯正装置の種類と特徴
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- 表側矯正(ワイヤー矯正)
歯の表面にワイヤーを取り付けて歯を動かします。もっとも一般的で、複雑な歯並びにも対応可能。動きの正確さが特徴ですが、装置が見えやすい点がデメリットです。 - 裏側矯正(リンガル矯正)
歯の裏側に装置を取り付ける方法で、外見では装置が見えにくく、矯正中でも審美面を気にせず過ごせます。しかし、舌に当たることで話しづらさを感じる場合があり、費用も高めです。 - マウスピース矯正(インビザライン)
透明なマウスピースを使って歯を動かす方法です。取り外しができるため、食事や歯磨きの際にストレスが少なく、装置も目立ちません。ただし、自己管理が求められるため、決められた時間しっかり装着しなければ効果が出にくいことがあります。
- 表側矯正(ワイヤー矯正)
あなたに合った治療法を選ぶポイント
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- まず、患者様の歯並びの状態や生活習慣を考慮することが大切です。たとえば、接客業や人前に出る機会が多い場合は、見た目に配慮できる裏側矯正やマウスピース矯正が人気です。
- 一方で、短期間で確実な結果を求める場合や複雑な歯並びを改善する必要がある場合は、表側矯正が有効です。
- また、治療期間や予算も考慮に入れましょう。費用は矯正法によって異なり、治療期間も患者様の歯並びの状態によって大きく変わります。
裏側矯正・マウスピース矯正のメリットとデメリット
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- 裏側矯正のメリット
目立たないため、矯正中でも自信を持って過ごせる点が魅力です。また、表側矯正と同じように、幅広い症例に対応できます。 - 裏側矯正のデメリット
歯の裏に装置があるため、舌に違和感を覚えることがあり、話しづらさを感じる場合もあります。また、表側矯正に比べて費用が高くなる傾向があります。 - マウスピース矯正のメリット
透明な装置で、取り外し可能なので、食事や歯磨きの際に邪魔にならず、日常生活で気になりません。また、歯の清掃がしやすいため、口腔内を清潔に保てます。 - マウスピース矯正のデメリット
自己管理が必要で、装着時間が少ないと効果が出にくいことがあります。また、複雑な歯並びの矯正には向いていない場合もあります。
- 裏側矯正のメリット
治療法を選ぶ際は、矯正装置の特徴だけでなく、患者様の生活スタイルや予算、治療にかかる時間を総合的に考えることが重要です。医師とのカウンセリングを通じて、ご自身に合った最適な治療法を選びましょう。
6.費用と治療計画の透明性
矯正治療を始める際、費用や治療計画の透明性が非常に重要です。どのくらいの費用がかかり、治療がどのように進むのかをしっかり把握することで、安心して治療に臨むことができます。ここでは、矯正治療を選ぶ際に知っておきたい費用と計画のポイントについて説明します。
矯正治療にかかる費用の平均とは?
矯正治療の費用は、治療方法や装置の選択、クリニックの立地などによって大きく異なります。例えば、一般的な矯正治療の費用としては以下のような範囲になります:
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- 表側矯正(メタルブラケット):約50〜100万円
- 裏側矯正(リンガルブラケット):約100〜150万円
- マウスピース矯正(インビザライン):約80〜120万円 また、初診料や毎回の調整費用、メンテナンス費用も加わるため、費用の内訳をしっかり確認しておくことが重要です。
治療期間と計画の詳細を把握する
矯正治療の期間は、患者様の歯並びの状態や治療の進行状況により異なりますが、平均で1年半〜3年が一般的です。治療が始まる前に、以下のポイントについて確認しておくと安心です:
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- 治療期間の目安はどのくらいか?
- 治療の進行段階で定期的なフィードバックがあるか?
- 治療が延長される場合、その理由と追加費用についての説明があるか? 治療の途中で予期せぬ延長が発生した場合、納得のいく説明がされているかどうかも重要なポイントです。
無駄な費用を避けるためのアプローチ
矯正治療は、思わぬ追加費用が発生することもあるため、事前にしっかり確認しておくことで、無駄な出費を避けることができます。以下の点に留意しましょう:
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- 装置が破損した場合の修理費用はどうなるか?
- 追加の調整やメンテナンスが必要になった場合、その費用はどうなるか?
- リテーナー(保定装置)の費用は治療費に含まれているか? このようなポイントを事前に把握することで、思いがけない費用を避けることができます。
保険の適用と医療費控除の可能性について
矯正治療は自由診療で、通常は保険が適用されませんが、特定の条件では保険が適用されるケースもあります。以下の点についても確認することをおすすめします:
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- 顎の手術や機能的な問題に基づく治療は保険適用になる場合があるか?
- 医療費控除や高額医療費制度の利用方法についての説明があるか? 保険適用の有無や、税控除を受けることで費用負担を軽減できる可能性があるため、適切に相談しましょう。
分割払い・ローンの利用の可否
矯正治療の費用は高額になることが多いため、分割払いができるかどうか、ローンの利用が可能かも確認しておくと安心です。多くのクリニックでは、無理のない範囲で分割払いを提案している場合があります:
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- 支払いプランやローンの詳細をしっかり確認し、無理なく支払える範囲で治療を計画しましょう。
治療を始める前に、費用や治療計画について十分な説明がされているか確認し、納得した上で矯正治療を受けることが大切です。透明性のあるクリニックを選ぶことで、安心して治療に臨むことができます。
7.通いやすさとサポート体制
歯列矯正の治療は長期間にわたるため、通いやすさや治療中・治療後のサポート体制が重要です。特に、矯正中に何かトラブルがあった場合や、治療後のフォローアップがしっかりしているかどうかは、患者様が安心して治療を受けるための大きな要素となります。ここでは、通院のしやすさとサポート体制についてお話しします。
通いやすさのポイント
矯正治療は定期的にクリニックに通う必要があるため、クリニックの立地や通院しやすさを考慮することが大切です。
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- クリニックの場所が自宅や職場から近いか
通院の負担を軽減するためには、交通アクセスの良い場所や駅から近いクリニックを選ぶと便利です。 - 診療時間がライフスタイルに合っているか
平日の夜や土日にも診療しているクリニックなら、忙しい方でも無理なく通院することができます。 - 予約の取りやすさ
矯正治療は定期的に通院が必要なので、予約が取りやすく、待ち時間が少ないクリニックを選ぶとスムーズです。
- クリニックの場所が自宅や職場から近いか
矯正中のサポート体制
矯正治療中に痛みや装置の破損など、予期せぬトラブルが発生することもあります。こうした際にどのような対応が受けられるかも確認しておくべきポイントです。
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- 緊急時の対応が整っているか
矯正装置が壊れたり、痛みが生じた場合に、すぐに相談できるクリニックかどうかは安心材料の一つです。24時間対応の緊急連絡先があるとさらに安心です。 - 治療計画の説明がしっかりしているか
矯正治療が進むごとにどのように変化していくのか、治療期間や調整のタイミングについてしっかり説明があるクリニックを選びましょう。
- 緊急時の対応が整っているか
治療後のフォローアップ体制
矯正治療が完了した後も、リテーナー(保定装置)を使って歯並びを安定させるためのフォローが必要です。治療後のサポート体制もしっかり確認しておきましょう。
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- 治療後の定期チェックがあるか
矯正後は歯の動きを安定させるために定期的なチェックが必要です。治療後の定期検診を行ってくれるかどうかは、長期的な結果を保つために重要です。 - 保定装置のメンテナンスやアフターケア
リテーナーの調整やメンテナンスも必要です。こうしたアフターケアが充実しているか、料金が明確に示されているかも確認ポイントです。
- 治療後の定期チェックがあるか
矯正治療は長期間にわたるため、通いやすさとクリニックのサポート体制は重要な要素です。患者様が安心して治療を受け、治療後も快適に過ごせるためのポイントをしっかり確認し、信頼できる歯科医師を選ぶことが大切です。
8.矯正治療での安心感を得るためのポイント
矯正治療を始める際、患者様が感じる不安を解消し、安心して治療に取り組むためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、矯正治療を始める前に確認しておくべき重要な点についてご紹介します。
初回カウンセリングで確認すべきこと
初回のカウンセリングでは、矯正治療の流れや期間、費用について詳しく説明を受けることが大切です。次のポイントを押さえて、安心して治療に進むための情報を得ましょう。
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- 治療の流れと期間
矯正治療がどのように進むのか、どのくらいの期間が必要なのかを具体的に確認しましょう。治療の目標やステップがしっかりと説明されることで、患者様も安心して治療に取り組めます。 - 費用と支払い方法
治療にかかる費用はクリニックによって異なります。初回カウンセリングの際に、全体の費用や支払い方法、保険の適用範囲なども確認しておくことが重要です。
- 治療の流れと期間
治療方針の丁寧な説明と納得感
矯正治療は長期間にわたるため、治療方針がしっかりと説明され、患者様自身が納得できるかどうかが大切です。
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- 具体的な治療計画の提示
患者様の歯の状態に合わせた治療方法や装置の選び方、期間について詳しく説明を受けることで、どのように歯が動いていくのかを理解しやすくなります。また、治療中の経過や変化についても、事前にイメージを持っておくことが安心につながります。 - メリット・デメリットの説明
矯正治療には様々な方法がありますが、それぞれの治療法にはメリットとデメリットがあります。例えば、裏側矯正やインビザラインなど目立たない治療法の選択肢がある一方で、治療期間や費用、適用範囲が異なることもあります。これらをしっかりと理解することで、納得のいく選択が可能です。
- 具体的な治療計画の提示
患者一人ひとりに合わせた治療計画の重要性
矯正治療は患者様の口の中の状態や生活スタイルに合わせたオーダーメイドの治療計画が必要です。
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- 個別にカスタマイズされた治療法
矯正治療は、患者様ごとに最適な方法が異なります。そのため、個々の症状や生活習慣に合わせた治療法が提案されるかどうかを確認することが大切です。例えば、仕事柄目立たない矯正装置を希望する場合や、期間をできるだけ短縮したい場合など、様々なニーズに応えるクリニックを選びましょう。 - フォローアップの体制
矯正治療は長期間にわたるため、定期的なフォローアップが非常に重要です。治療の進行状況に応じて調整が必要な場面もありますので、治療中に何かトラブルがあった際の対応や、治療終了後のアフターケアがしっかりしているかも確認しておくと良いでしょう。
- 個別にカスタマイズされた治療法
このように、矯正治療で安心して治療を受けるためには、クリニック選びの段階でいくつかの重要なポイントを確認しておくことが大切です。
9.治療中の生活の質
矯正治療中は、歯の移動や装置の調整に伴う違和感があることが多いですが、日常生活に適応するためのコツや工夫を取り入れることで、より快適に過ごすことができます。ここでは、矯正治療中に役立つアドバイスや注意すべきポイントについて説明します。
矯正中の生活に役立つアドバイス
矯正治療中は、装置に慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、以下の点を意識することで快適に過ごせます。
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- 装置の違和感への対処: 矯正装置を初めて装着した際、締め付け感や軽い痛みがあるかもしれません。これは歯が移動している証拠ですので、心配はいりません。痛みが強い場合は、歯科医師に相談し、適切な痛み止めを処方してもらうことも可能です。
- 柔らかい食事を心がける: 装置に慣れるまでの数日間は、柔らかい食べ物を中心に摂取することがおすすめです。スープ、ヨーグルト、豆腐、蒸した野菜などが負担を軽減してくれます。
- 装置のケア: 食事の後は、装置の周りに食べ物が詰まることが多いため、しっかりと歯磨きをしましょう。特に、装置の周りを丁寧にブラッシングすることが重要です。歯間ブラシや専用の洗浄液を使って清潔を保つことも効果的です。
食事やスポーツで気をつけること
矯正中の食事やスポーツには特別な注意が必要です。食事の際に装置を壊したり、スポーツ中に装置や歯に負担をかけないようにするためのポイントを以下にまとめました。
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- 硬い食べ物は避ける: ナッツやクラッカー、硬いお菓子などは、装置を破損させる恐れがあるため避けましょう。リンゴやニンジンのような硬い食材は、細かく切ってから食べることで安全に楽しめます。
- 粘着性のある食べ物も注意: ガムやキャラメルのような粘着性の高い食べ物は、装置にくっつきやすく、取り除くのが難しいため控えるのが良いでしょう。
- スポーツ時の安全対策: 特にコンタクトスポーツをする場合は、マウスガードを使用することで、矯正装置や歯を保護することができます。サッカーやバスケットボール、ラグビーなど、衝突の可能性があるスポーツでは、事前に歯科医師と相談して適切な対策を取りましょう。
矯正中でも快適に過ごすために
日常生活を快適に過ごすためには、いくつかの工夫が必要です。以下のポイントに気をつけることで、矯正治療中も快適に過ごせるでしょう。
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- 口内の乾燥対策: 装置が口の中にあると、乾燥を感じやすくなることがあります。水をこまめに飲む、またはうがいをすることで、口内の乾燥を防ぎ、口腔内を清潔に保つことができます。
- 装置の痛みが出た場合の対処法: 装置が口の内側に当たって痛みが出た場合、歯科医院で提供されるワックスを使って装置の突起部分をカバーすると、痛みを軽減できます。また、痛みが続く場合は早めに歯科医師に相談することが大切です。
- 定期的なメンテナンス: 治療中は、装置の調整やクリーニングを定期的に行うことが必要です。予約を怠らず、治療が順調に進んでいるかチェックすることが、快適な矯正生活を送るポイントです。
矯正治療中でも、日々の工夫や適切なケアを取り入れることで、快適な生活を送ることが可能です。食事やスポーツを楽しみつつ、矯正治療のメリットを最大限に引き出しましょう。
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10.よくある質問
矯正歯科を選ぶ際に、多くの患者様が抱く疑問にお答えします。治療を始める前に知っておきたいポイントや、治療法についての詳しい説明を含めて解説します。
矯正歯科の選び方で気をつけることは?
矯正歯科を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえることが重要です。まず、矯正治療を専門的に行っているクリニックであるかどうか確認しましょう。特に、日本矯正歯科学会認定医が在籍しているかを確認すると安心です。また、クリニックの症例数や実績、患者様の口コミや評価も参考にすると良いでしょう。さらに、診療方針がしっかりしていて、治療中のサポート体制が整っているかもチェックポイントです。
治療期間や費用はどうやって決まるの?
治療期間や費用は、患者様の歯並びの状態や使用する矯正装置によって大きく変わります。治療期間は、一般的に1年から2年半ほどが多いですが、複雑なケースではさらに長くなることもあります。治療費用は、使用する矯正装置の種類や治療の難易度によって異なります。裏側矯正やマウスピース矯正(インビザラインなど)は一般的な表側矯正よりも費用が高くなることがあります。事前にしっかりとしたカウンセリングを受け、見積もりを確認することが大切です。
治療法の違いについて教えてください
矯正治療にはさまざまな方法がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。以下は代表的な矯正装置の種類です。
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- 表側矯正: 歯の表側に装置を取り付ける最も一般的な方法です。比較的費用が安く、効果も安定していますが、装置が目立つことがデメリットです。
- 裏側矯正: 歯の裏側に装置を取り付ける方法で、目立たないのが特徴です。装置が歯の裏にあるため、周囲からはほとんど見えませんが、費用が高くなり、装置の管理が難しい場合があります。
- マウスピース矯正: 取り外しが可能な透明なマウスピースを使う治療法です。食事や歯磨きの際に取り外せるため、衛生管理がしやすいのが利点ですが、適応できる症例が限られています。比較的軽度の歯列矯正に適しており、治療期間も症例によっては短くなることがあります。
矯正治療は、見た目の改善だけでなく、長期的な健康に大きく影響を与える重要な治療です。そのため、信頼できる矯正歯科を選ぶことが非常に大切です。適切な治療を受けることで、笑顔に自信を持ち、心身の健康を向上させることができます。クリニックの選び方や治療法、費用についてはしっかりと確認し、疑問があれば遠慮なく専門医に相談してください。安心して治療を進められるよう、納得のいく環境で最良の結果を得られるようにサポートを受けながら進めましょう。
歯列矯正は、患者様にとって大きな決断ですが、その先には美しい笑顔と健康的な生活が待っています。
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東京都銀座駅の矯正歯科
銀座矯正歯科
〒104-0061
東京都中央区銀座3-3-14
銀座グランディアビルⅡ 6F
☎︎03-3567-5454
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*監修者
*経歴
1998年 富山県立富山中部高等学校卒業。1998~2004年 日本大学松戸歯学部。
2004~2008年 日本大学大学院(歯科矯正学専攻)。
2008~2012年 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 助手(専任扱)。
2012~2020年 医療社団法人真美会 銀座矯正歯科 アシスタントドクター。
2013~2014年 ニューヨーク大学CDEP 矯正学修了。
2014~2018年 日本大学松戸歯学部 顎顔面外科学講座 兼任講師。
2014~2015年 カリフォルニア州立大学LA校CDEP 矯正学修了。
2019~2023年 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 兼任講師。
2021年~ 医療社団法人真美会 銀座矯正歯科 院長。
2022年~ 一般社団法人日本デジタル矯正歯科学会 理事・学術担当。
2023年~ 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 クリニカルアドバイザー。
2023年~ Digital Dentistry Society Ambassador (Japan)。
2023年~ 日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座 同門会副会長。
2023年~ Ray Face (Ray Dent, Korea) Key Opinion Leader。
*主な所属学会
・日本矯正歯科学会(認定医)
・International Congress of Oral Implantologists (ICOI) インプラント矯正認定医
・Digital Dentistry Society 日本アンバサダー
・先進歯科画像研究会(ADI)歯科用CT認定医
・厚生労働省認定 歯科臨床研修指導医
・日本美容外科学会(JSAPS)関連会員
・Orthopaedia and Solutions マネージャー
・BIODENT 寿谷法コルチコトミーベーシックコース インストラクター
・BIODENT モディファイドコルチコトミーコース インストラクター
・(株)YDM 矯正器材アドバイザー
・ABO Journal Club 主宰
・Cutting Edge of Digital Orthodontics 主宰
*論文・学会発表
- ・加速矯正とアライナー治療による治療期間のコントロール ザ・クインテッセンス2022年11月号
- ・進化するデジタル歯科技術Extra モディファイドコルチコトミー法とSureSmileによる矯正治療 日本歯科評論 81(8)=946:2021.8
- ・進化するデジタル歯科技術 : 3Dプリンターは臨床をどう変革するか(4)矯正治療における3Dプリンターの臨床応用 日本歯科評論 81(4)=942:2021.4
- ・矯正用光重合型レジン系接着システムの接着性能 接着歯学2013年31巻4号P159-166
- ・歯科矯正学における3D診断および治療計画(翻訳)クインテッセンス出版
- ・基礎から学ぶデジタル時代の矯正入門(翻訳統括)クインテッセンス出版
- ・矯正歯科治療のためのコルチコトミー(翻訳)
- ・Effects of compression force on fibroblast growth factor-2 and receptor activator of nuclear factor kappa B ligand production by periodontal ligament cells in vitro. J Periodontal Res. 2008 Apr;43(2):168-73.
- ・Evaluation of the success rate of single- and dual-thread orthodontic miniscrews inserted in the palatal side of the maxillary tuberosity. J World Fed Orthod. 2022 Jun;11(3):69-74.
- ・T-helper 17 cells mediate the osteo/odontoclastogenesis induced by excessive orthodontic forces. Oral Dis. 2012 May;18(4):375-88.
- IL-8 and MCP-1 induced by excessive orthodontic force mediates odontoclastogenesis in periodontal tissues. Oral Dis. 2011 Jul;17(5):489-98.
- ・Effects of HSP70 on the compression force-induced TNF-α and RANKL expression in human periodontal ligament cells. Inflamm Res. 2011 Feb;60(2):187-94.
- ・Effects of relaxin on collagen type I released by stretched human periodontal ligament cells. Orthod Craniofac Res. 2009 Nov;12(4):282-8.
- ・Levels of RANKL and OPG in gingival crevicular fluid during orthodontic tooth movement and effect of compression force on releases from periodontal ligament cells in vitro. Orthod Craniofac Res. 2006 May;9(2):63-70.
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