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2023.03.20

非抜歯矯正で口ゴボを治したい!抜歯なしで治療できるケースを紹介

 

 

口ゴボとは、歯が前に出ていることによって、口元が突出しているような状態を指しています。歯科矯正で改善することも可能で、お悩みの人は矯正治療がおすすめです。口ゴボを治療するには抜歯が必要になる場合もありますが、もちろん抜歯をせずとも治療できるケースもあります。

本記事では、抜歯をせずに治療するケースについて詳しく解説していきます。さらに非抜歯矯正の誤解も紐解きますので、参考としてお役立てください。

 

 

非抜歯で口ゴボを治療できるケース

 

口ゴボの治療で抜歯をせずに行うケースは、主に3パターンあります。3つのパターンに当てはまっている人は、抜歯をしなくとも口ゴボを治療できる可能性が高いです。早速、どのようなケースがあるのか見ていきましょう。

参考:https://nemotodental.com/column/maxillaryprotrusio-orthodontic-nontoothextraction

参考:https://sm-dc.com/blog/toothextraction 参考:https://goke-ortho.com/non-extraction

 

 

歯列のアーチが狭い

 

口ゴボのなかでも、歯列のアーチが狭いケースでは抜歯をせずに治療可能です。理想的な歯並びは、上顎と下顎がU字型になっているものとされています。しかし、口ゴボの人はV字型になっていることが多く、口元が前に突き出しているような印象を与えています。

抜歯をしなくては治療不可能に思われるかもしれませんが、狭いU字型、あるいはV字型の人は理想的なアーチに歯並びをそろえられるのです。広いU字型のアーチに変えれば、抜歯をせずに口ゴボを治療できます。アーチを整えることで、口元を下げることもできるでしょう。

 

1~2本歯が前に出ている

 

口ゴボとされる人のなかには、前歯が1〜2本のみ前に突出しているケースもあります。その場合は、ほかの歯よりも前に出ている歯を理想の位置に戻せば、治療できる可能性が高いです。ほかの歯よりも1〜2本が極端に前に出ているケースにのみ限定されますが、大体の口ゴボが改善されるはずです。

1〜2本だけ突出した前歯が原因で口ゴボとなっているのであれば、その極端に出てしまっている歯を整えるだけで、美しい横顔も手に入れられるでしょう。しかし、前歯の状態によっては難しいケースもあるので、医師への相談は必須です。

 

あごが大きい

 

あごが大きく口ゴボになっている場合も、抜歯をせずに治療できます。近年、日本人の傾向はあごが小さくなっているため、抜歯をして治療しなければならないケースも多いです。ところが、大きめのあごを持つ人は、歯をあごの後ろに移動させるだけで、口ゴボが改善される可能性が高いでしょう。

あごが小さいよりも、大きなあごであるほうが治療しやすいといえます。ただ、注意点があるのも事実です。あごの後ろに歯を動かす場合、大幅に下げられるわけではありません。さらに、ほかの方法と比較しても元に戻りやすい傾向があるので理解しておきましょう。

 

 

非抜歯で口ゴボを改善できる治療方法

 

抜歯が前提となる歯列矯正に不安感を抱く人はとても多いです。そんな人のために、抜歯をせずに口ゴボを治療できる方法を3つ紹介します。ぜひ今後の治療方針の参考にしてみてください。

 

奥歯を後ろに動かす

 

抜歯なしで口ゴボを治療する一つの方法は、奥歯を後ろに動かす方法です。奥歯を後ろに引っ張ることにより、前に突出したあごを理想の位置に整えます。奥歯を後ろに引っ張るには「マイクロスクリュー」という小さなネジを骨に打ち込む治療方法があります。

マイクロインプラントやミニインプラントなどを用いる「インプラント矯正」に含まれており、口ゴボの改善に役立てられているのが特徴です。具体的な治療方法は、マイクロスクリューを骨の中に打ち、歯を後ろに引っ張るというイメージです。

 

歯と歯の間を削る

 

抜歯をしない代わりに、歯と歯の間を削って口ゴボを改善する方法もあります。抜歯はしないものの、歯を少し削ることになります。歯と歯の間を削る方法はマウスピース矯正である「インビザライン」や「ワイヤー矯正」でも行えるので、治療法自体の選択肢は多いほうかもしれません。

削れる範囲も決まっており、1つの歯と歯の間につき、0.5〜1mmほどしか削れないようになっています。しかしそれぞれの歯の間を削っていけば、約5〜10mmのスペースを生み出すことが可能です。

歯と歯の間を削ることも、抜歯をしない治療方法においてはとても有効なものです。抜歯よりも負担は軽いので、安心して検討してみてください。

 

あごを拡大させる

 

口ゴボの治療方法には、あごを拡大させる手段があることも覚えておいてください。まず、あごを拡大させる方法は「インビザライン」です。インビザラインはマウスピース矯正ですが、あごを横に拡大させるのに長けている治療方法です。

インビザラインを用いることによって、アーチをアバ広くさせられるため、口ゴボが解消されやすくなります。さらに、歯を後ろに動かせられることも、インビザラインの特徴の一つといえるでしょう。

ただ、インビザライン以外のマウスピース矯正では口ゴボは改善できません。抜歯をせずに治療するという条件を優先させるのであれば、インビザラインを選びましょう。

 

非抜歯矯正に関するよくある誤解

 

抜歯をしない歯科矯正には、さまざまな不安がつきまといます。実際に大きな不安感を抱いている人はとても多いでしょう。なかには非抜歯矯正への誤解も多く、誤った情報を得ている人もたくさんいます。適切な判断を行うためにも、正確な情報を把握しておいてください。

 

後戻りしやすい?

 

非抜歯矯正の誤解の一つには「後戻りしやすい」という情報もあります。結果的には、後戻りの点で考えると、抜歯をしたか否かによって影響することはありません。そのため、抜歯をしても後戻りする人はいます。

反対に抜歯をせずに治療をしても後戻りせず、日常生活をストレスなく送っている場合もあるのです。後戻りするかどうかは、リテーナーがしっかり使われているかどうかが大きく関係しています。 治療をした人の生活習慣や噛み癖でも後戻りのしやすさは異なるので、そのときの状況によるでしょう。「後戻りしやすいのか」については、抜歯をしたかどうかよりも、治療後の取り組みが強く影響します。

 

ゴリラ顔になりやすい?

 

歯を抜かない矯正には「ゴリラ顔になってしまうのでは」という懸念を示す人も大勢います。しかし、これは大きな誤解です。適切な歯科矯正を行えば、ゴリラ顔になることはありません。 「ゴリラ顔になりやすい」という誤解は、不適切な歯科矯正をしてしまった場合にのみ生じるものです。ゴリラ顔になるのは、非抜歯矯正で無理やり歯の並ぶ空間をつくろうとした結果です。

悪い歯並びの原因をきちんと把握し、歯が矯正されるスペースをきちんと確保すれば、ゴリラ顔になることはないでしょう。歯科矯正を始める前に受ける医師の説明で納得いかない部分があれば、セカンドオピニオンを活用するのも一つの対策方法です。

 

治療期間が長い?

 

「治療期間が長くなるのか」というのも、歯科矯正にはありがちの誤解です。「抜歯をしないと完治が遅くなる」というイメージがある人もいるかもしれませんが、関係ありません。抜歯をしたからといって、歯列が早く整うわけでもないのです。 場合によっては、抜歯をしないほうが早く治療できるケースもあります。確かに抜歯をしないほうが治療期間が長くなることもあります。

しかし、実際は治療を行う人の歯の状態のほか、医師が提案する方針が期間に大きな影響を与えています。治療期間について気になる人は、かかりつけの歯科医院に相談したほうが確実です。

 

 

【まとめ】

 

口ゴボは、非抜歯矯正で改善されるケースはとても多いです。しかし、治療できるケースも限られるので、自分がどのケースに当てはまるのかをしっかりと見極める必要があります。自分の口ゴボの特徴を把握するためにも、まずは信頼のできるクリニックに相談してみることをおすすめします。

医師の診断によっては、抜歯をせずに口ゴボを治療できます。ただ、なかには抜歯をしなければならないこともあるので、不安な人はいつくかのクリニックにかかり比較検討をしてみてください。 また、歯科矯正ではあらゆる誤解がつきものです。正しい情報を精査できず、不適切な治療方法に振り回されては後悔が残ってしまいます。正しい情報を身につけ、適切な治療方法で美しい歯並びと横顔を実現させましょう。

すべての診療は予約制となっております。

矯正歯科治療はただ歯をきれいに並べることではなく、顔貌のバランスも考慮しながら正しい咬み合わせを作る歯科治療です。
患者さまの症状やご希望に合わせて様々な治療プランをご提案いたします。
まずはカウンセリングでご相談ください。

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