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2023.11.10

歯科矯正で人中は伸びる?原因と失敗しないポイントを解説

歯科矯正治療を受けることで人中が伸びるということはありません。しかし、人中が伸びたように感じてしまう可能性はあります。なぜ人中が伸びたように感じてしまうのか、失敗しないための対策について解説しています。

歯科矯正をすることで「顔が変わった」と感じる方が多い傾向にあります。「歯並びがきれいになることで顔立ちも整った」という方も多いですが、中には残炎ながら「人中が伸びたような気がする」と後悔する方もいます。

この記事では、なぜ人中が伸びたと感じてしまうのか?歯科矯正で後悔しないための対策について解説します。この記事を読むことで、顔貌の変化についての不安を解消できるでしょう。わざわざ歯科矯正を受けるのであれば、後悔しないためにもこの記事を参考に対策をとってみてください。

 

歯科矯正で人中は長くなる?

 

歯科矯正をすることで人中が長くなるということはありません。ただ、歯科矯正で歯を動かすことによって口元の印象が変わることがあるため「人中が伸びた」と感じる方も中にはいらっしゃいます。

「矯正治療で人中が伸びてしまうのは嫌だ」と不安に思われる方もいますが、反対に矯正治療を受けたあとに「人中が短くなった」と感じる方も少なくありません。歯科矯正で人中を伸ばしたり短くしたりすることはできませんが、口元の印象を変えることは可能です。人中の長さで不安がある方は矯正治療を始める前に歯科医師に相談しておいたほうがいいでしょう。

人中は顔の印象を変える

人中とは、鼻の下から唇まで伸びている溝のことです。人中の長さで顔の印象が大きく変わってしまいます。人中が長いと、顔の下半分の割合が増えるため顔全体が伸びて見えます。そのため面長な印象になったり、間伸びした印象になったりしてしまいます。

また、口周りがたるんで見えることもあり、老けた印象を感じる方もいるでしょう。「人中が短いほど美人に見える」といわれており、最近では人中が短くみえるメイクが流行っていたり、人中を短くする美容整形を受ける方も増えました。顔がきれいな人の多くは人中が短めであるといえます。

美しく見える人中の比率は?

美しく見える人中の比率は「鼻の下から唇の真ん中まで」と「唇の真ん中から顎先まで」が1:2の割合です。日本人の人中の長さは平均で1.5cmほどですが、2cm以上になると人中が長いといえるでしょう。一人ひとり顔のバランスが異なるので、人中の長さを測るよりも人中の比率でチェックしたほうがいいかもしれません。

理想的なEライン

Eラインとは、顔を真横から見て鼻先から顎先までを結んだラインのことです。横顔の美しさを決める基準としてよく用いられており、Eラインよりも口元が内側にあれば美しいとされています。

しかし、このEラインはアメリカの矯正歯科医が提唱したので、アメリカ人の骨格が基準となっているので、日本人の場合は、Eライン上に唇が触れている状態が理想的といわれています。

 

歯科矯正で人中が伸びたと感じるケース

 

歯科矯正で人中の長さは調整できませんが、治療内容によっては人中が変化したように感じやすいこともあります。

適切な抜歯がされず人中が伸びたように見える

抜歯が必要な症例で抜歯をせずに歯並びを整えた場合に、人中が伸びたように見えることがあります。「抜歯が必要な症例」とは、歯を並べるための十分なスペースがない症例です。十分なスペースを確保できずに歯を並べると、一見歯並びがよくなったように見えても、歯列自体が外側へ出てしまいます。

口元全体が外側に出てしまうので、鼻下も引き伸ばされて「人中が伸びてしまった」ように感じてしまうのです。「歯を抜かずに矯正ができます」と謳っている歯科医院もありますが、必ずしも抜歯せずに矯正するのが正しいとはいえません。歯並びだけを考えるのではなく、噛み合わせや機能面、顔のバランスも考慮した矯正治療をすることが大切です。

口周りの筋肉の変化で人中が伸びたように見える

口輪筋とよばれるお口周りの筋肉が衰えることでたるんでしまい、人中が伸びたように感じるケースもあります。口輪筋は加齢とともに衰えやすいですが、矯正治療中に衰えてしまうこともあります。矯正治療中は歯が動くことで痛みが出やすいです。

痛みを避けるためにやわらかいものばかり食べていたり、装置の見た目を気にして笑わないようにしていたりすると、筋肉が使われず衰えてしまいます。矯正治療中も口輪筋を鍛えるように、お口をよく動かすようにしたほうがいいでしょう。

 

歯科矯正で失敗しないポイント

 

歯科矯正治療を受けて「人中が伸びてしまった」「ぶさいくになってしまった」なんて後悔したくないものです。歯並びが整うことで、Eラインもきれいになったり顔貌もよくなることを多くの方が期待しているでしょう。

せっかく歯科矯正をするのであれば、あとで後悔しないための対策をとっておいたほうがいいです。ここでは、矯正治療を開始する前にチェックしておきたいポイントをご紹介します。

相談しやすい雰囲気

歯科医師に相談しにくかったり、要望を伝えられなかったりすると、患者と歯科医師の間で目指すゴールのズレが生じてしまいます。いくら治療技術に定評がある歯科医師であっても相談しづらい雰囲気があれば、不満を感じたり、治療に挫折したりしてしまうこともあります。

また、歯科矯正をするにあたって「どんな悩みがあり、治療後どうなりたいのか」を明確に伝えることはとても重要です。納得のいく治療を受けるためにも、相談しやすい雰囲気かどうか確認しておきましょう。

矯正医がいる

矯正治療は歯科治療の中でもとくに専門性が高く難しい治療です。矯正を専門にしていない歯科医師でも矯正治療を行うことができますが、矯正に関する十分な知識と技術が不可欠です。

日本矯正歯科学会の認定医や専門医は、矯正治療に関する研鑽を積んできた歯科医師です。信頼できる歯科医師の元で矯正治療を受けたいのであれば、日本矯正歯科学会の認定医や専門医がいる歯科医院で歯科矯正を受けたほうがいいでしょう。

詳しく検査してくれる

歯科矯正の治療結果は最初の検査や診断によって大きく左右されます。適切な検査が行われていなければ、正しい治療計画を立てることができないからです。歯科矯正で失敗したくないのであれば、詳しく検査をしてくれる歯科医院を選びましょう。

とくにチェックしたいポイントは、セファログラムという頭部X線規格写真を撮影して分析しているかどうかです。セファログラムは矯正治療を専門としている歯科医院には設置されていますが、ほとんどの一般歯科医院には設置されていません。

セファロを用いなければ、頭を基準にした歯の傾きや、上下顎の位置関係、顎の形態を分析することができません。そのため、検査でセファロ撮影は非常に重要といえます。

矯正後も診てもらいやすい

歯科矯正は歯並びが整えば終了ではありません。歯並びがきれいになっても、歯は元の位置に戻ろうとするので、後戻りを防止するために「リテーナー」とよばれる保定装置を装着する必要があります。

歯科医師の指示通りに保定装置を装着していなければ後戻りを起こし、再矯正が必要となってしまう可能性もあります。そうならないためにも、定期的に歯並びや噛み合わせのチェックをしてもらったほうがいいでしょう。

保定期間中も定期的にチェックをしてくれる歯科医院であれば、何かトラブルがあった場合も手遅れになる前にすぐに対応してくれます。

 

まとめ

 

歯科矯正で人中の長さを変えることはできませんが、口元の印象が変わることで「人中が長くなった」と感じてしまうケースもあります。後悔してしまう結果にならないよう、歯科医師と十分にコミュニケーションをとり、気になることは相談しておいたほうがいいでしょう。また、適切な治療を行ってくれる歯科医院を選ぶことが大切です。

銀座矯正歯科では、患者さまのご要望をお聞きし、患者さまのニーズに応えられる治療を提供しています。矯正装置が外れたあとも美しいスマイルラインを維持するためのエクササイズも導入しています。フェイスラインにアプローチした治療にも取り組んでいますので、矯正後の顔貌の変化について不安がある方は当院にご相談ください。

 

 

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東京都銀座駅の矯正歯科
銀座矯正歯科
〒104-0061
東京都中央区銀座3-3-14
銀座グランディアビルⅡ 6F
☎︎03-3567-5454
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すべての診療は予約制となっております。

矯正歯科治療はただ歯をきれいに並べることではなく、顔貌のバランスも考慮しながら正しい咬み合わせを作る歯科治療です。
患者さまの症状やご希望に合わせて様々な治療プランをご提案いたします。
まずはカウンセリングでご相談ください。

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