ヘミオステオトミーの歴史
ヘミオステオトミー(モディファイドコルチコトミー)の歴史は古く100年以上前の1893年にさかのぼります。
Dr.ブライアンやDr.カニングハムにより発表されていますが、あくまでも部分的な矯正への応用でした。その後1973年に米国ロマリンダ大学教授である、Dr.寿谷により全体矯正への応用として発表されました。
寿谷、PGI
ヘミオステオトミー(モディファイドコルチコトミー)併用矯正において、Dr.寿谷の論文や本がすべての原点となっています。500例以上のデータに基づいており、30年以上の予後がでています。彼はこの方法を日本においてPGIと言う、教訓機関を作り指導してきました。しかし現在、病気により休んでいます。
Dr.深澤はPGIの卒業生であり、現在Dr.寿谷の後を引き継いでPGIの常任理事インストラクターとなり、若い先生方に寿谷法ヘミオステオトミーを教育しています。
世界の流れ
その手術法、矯正法の元はすべてDr.寿谷による論文や本です。米国人は東洋人であるDr.寿谷の名を抹殺し、自分たちがオリジナルであるかの様に、新しく名前を治療法につけました。それが、AOO、PAOO、ウイルコドンティックです。
しかし、どれも寿谷法にしかすぎず、改良法と言うより改悪法です。一部の米国人、日本人、韓国を含むアジア人、ヨーロッパの人々からもこの改悪法への批判が高まっています。
米国でのヘミオステオトミー(モディファイドコルチコトミー)
私は、2000年にセントルイス大学、2004年にハーバード大学でヘミオステオトミー変法のコースを受講しました。しかし、矯正治療のために人や牛の骨を薬として使用する、米国の方法に納得いきませんでした。
世界で初めてヘミオステオトミー併用矯正について書かれた教科書です。
著者:寿谷 一先生
1991年出版
日本で初めてコルコトミー併用矯正について書かれた教科書です。
総責任者:寿谷 一先生
著者の一人:Dr.深澤
2001年出版
ヘミオステオトミーの歩み
1973 | Dr,寿谷 AAR(Ameican Academy of Restorative Dentistry) にてヘミオステオトミー併用矯正について講演。 |
---|---|
1983 | Dr,寿谷 AARにて再び講演。 |
1991 | Dr,寿谷 国際矯正学会(ドイツ) にてヘミオステオトミー併用矯正について講演。 |
1996 | ヘミオステオトミー併用矯正を始める。 |
1997 | Dr,寿谷に師事し、ヘミオステオトミー併用矯正の勉強を始める。 |
1999 | Dr,深澤 オステオトミー併用矯正を始める。 |
2000 | アメリカ・セントルイス大学に留学。 ファーガソン教授のもとで、AOO(ヘミオステオトミー)の勉強をする。 |
2001 | 「矯正治療への生体力学と生物学の基本原理」 著 寿谷 一、深澤 真一 他 世界で初めてヘミオステオトミー併用矯正について書かれた教科書を、Dr,寿谷の監修で邦訳。ヘミオステオトミー併用矯正の原点といえるDr,寿谷とDr,深澤が著書の一人として参加。 |
2001 | ファーガソン教授来日。ファーガソン教授をDr,寿谷に紹介する。 |
2002 | この年から定期的にDr,トリアッカのもとで、オステオトミー併用矯正の勉強をスイスで行っている。 |
2002 | 産経新聞朝刊でスピード重視の矯正が紹介される。 |
2005 | 「歯列矯正はドクターで選べ」出版。 |
2005 | アメリカハーバード大学にてDr,ウィルコのAOO(ヘミオステオトミー)のコース参加。 |
2006 | この年から定期的に韓国キョンヒ大学を訪問し、パーク教授から コルティシジョン・ヘミオステオトミーの勉強を行っている。
|
2008 | アメリカニューヨーク大学Dr,セレンザのインプラント矯正の講義に参加。 |
2009 | 韓国キョンヒ大学パーク教授にスピード重視の矯正の講義をしてもらう。 |
2009 | アメリカボストン大学歯周病科 久世教授によるPAOO(ヘミオステオトミー)の講演。 |